冬ボーナス需要期に入ったアキバの売れ筋製品とは:週末アキバPick UP!:(2/4 ページ)
アキバ各ショップに入荷された、発売ほやほやの新製品をITmediaアキバ取材班が調査、注目商品をピックアップしていく「週末アキバPick UP!」。今週のキーワードは「1万円+ミドル+α」「レーザーマウス需要多し」「空きPCIには」「季節グッズは今買い時?」だ!
ゲーマーマウスの限定モデル登場──今、購買需要が多いレーザーマウス
今週木曜、Razer製ゲーマーマウス「Copperhead SK GAMING EDITION」が、パソコンショップ・アークなどに入荷された。価格は1万2880円、在庫は潤沢だ。
Copperhead SK GAMING EDITIONは、2000dpiレーザーセンサーを搭載する、ゲーマーにはファンが多い「Copperhead」の限定モデルである。過去にゲーマー向けマウスパッドなどのプロデュースなども行う、海外のゲーマー集団「SK Gaming」仕様のものとので、本体のロゴがRazerから同集団のロゴに変更されている。ショップによると、国内には200台限定で入荷されたものだという。
パソコンショップ・アークは「今年後半はロジクールとマイクロソフト製レーザーマウスの新モデルが次々に登場し、先駆けであるRazerの影がやや薄くなった感もあります。Razerとしてはデザインの一部を変えるだけでも新モデルを出して話題を作りたいのだと思います。そもそもゲーマーにはとくに勧められるモデルの1つではありますので、従来モデルが売れないということではないのですが。実際、“おっ”という感じで手に取るユーザーも結構います」という。
レーザーマウスは、今年後半にかけて主要メーカーから相次いで登場している。白い机上などでも使えるといった光学センサーより使用範囲が広いメリットがあることで、買い換えるユーザーはゲーマーだけでなく、マウス全体の売り上げが「2割増し」(某ショップ)となるほどいまのアキバで売れているジャンルの1つとなっている。
某ショップも「レーザーマウスなら白無地の机などでもきちんと反応するので、自作ユーザー/ゲーマーだけではなく、普通のPCユーザーも積極的に買っていきます。そのような一般層はやはりマイクロソフトやロジクールが強いので、こだわりゲーマー向けを前面に押し出すRazerは差別化に力を注いでいるようですね」と、ショップもレーザーマウスの需要の多さに応える販売方法をとっていく姿勢だ。
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