高機能で遊べるTrue130万画素Webカメラ──ロジクール「Qcam Fusion」:Webカメラ(1/3 ページ)
一見派手なパーツではないが、ビデオチャットに定点撮影、監視撮影など、あればあるでいろいろな楽しみ方があるWebカメラ。今回は130万画素と、同ジャンルでは最高画素クラスの撮像素子を搭載することで昨今とくに売れているという、ロジクール「Qcam Fusion」を導入してみた。
よくあるメッセンジャーソフトを用いてビデオチャットを行おうとする場合、一部のカメラ標準搭載PCを除き、PCにWebカメラを別途用意するというのが基本だ。
今回試用したロジクール「Qcam Fusion QVX-13」は、有効画素数130万画素のWebカメラ。よくある30万画素ほどの撮像素子搭載製品と比べ、高い解像度のCMOSセンサー搭載ということが特徴のWebカメラとなっている。
動画の最大解像度は一般的な640×480ドット/30フレーム。そして静止画の場合は130万画素CMOSを活かした最大1280×960ドット、ソフトウェア処理により最大約400万画素・2304×1728ドットにて記録できる。
光量が不足する傾向にある室内などでも自然の色合いで明るく表示する「RightLightテクノロジー」や、画像のちらつきを補正する「アンチフリッカー」機能に加え、広画角に強いレンズを採用し、明るさ・色合いのほか、歪みやノイズの少ない良好な映像が残せるのもポイントの1つだ。
また、本体にエコーキャンセリング機能を備えたマイクも内蔵され、Webカメラ単体で、動画チャット時はもちろん音声付きのビデオクリップなども撮影できる。このことは、出力音声はPCのスピーカーを利用するなどし、別途ヘッドセットを導入せずに済むということにもなるだろう。ただしもちろんQcam Fusionとヘッドセットが一緒になったパッケージ「Qcam Fusion with Headset(QVX-13HS)」(実売価格:9000円前後)も用意され、ユーザーが好みの方を選べるラインアップとなっている。
Qcam Fusion with Headset QVX-13HSに付属するヘッドセット。音声を検出してクリアに再生する「MicroNCAT2テクノロジ」が搭載される。ちなみにヘッドセットなしパッケージとの価格差は1000円程度である
暗めな室内利用時には「RightLightテクノロジ」の効果がよく分かる
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