あのi-RAMが再入荷、予想通り即売り切れ──ただし週末販売予定のショップも：週末アキバPick UP！:（2/4 ページ）
アキバ各ショップに入荷された、発売ほやほやの新製品をITmediaアキバ取材班が調査、注目商品をピックアップしていく「週末アキバPick UP！」。今週のキーワードは「i-RAM、また即完売？」「DVI付きPCカード」「AC玄箱」「W2Kのあのころ」だ！
PCカード型のDVIグラフィックスカード「VTBook」が登場
今週木曜、クレバリー1号店にPCカードタイプのグラフィックスカード「VTBook」が少数入荷した。価格は3万418円。メーカーはVillage Tronicで、アスクが代理店になっている製品だ。
VTBookは、PCカード（Type II）に対応したグラフィックスカードで、その先端にDVI-I端子を備えているのが大きな特徴となる。ノートPCなどのPCカードスロットに接続することで別途ディスプレイを接続でき、マルチディスプレイ環境を実現するというものだ。
GPUはTrident XP2、解像度はDVI接続時で最大1920×1200ドット。32Mバイト266MHzのDDRメモリを内蔵している。キットにはアナログVGA変換アダプタも付属し、アナログD-Sub 15ピンによる接続もできる。
なお同社がラインアップする分岐ケーブル（VTBook DualHead Stationary EditionないしVTBook DualHead Mobile Edition）を別途揃えることにより、ノートPC本体のディスプレイと合わせて最大4台のマルチディスプレイ環境構築も可能としている。同社WebサイトによるとWindows 2000／XPとMac OS 9.2.2／X 10.2.8／10.3.9／10.4.1、そしてベータながらLinux（詳細不明）対応とのこと。
クレバリー1号店は「ノートに限らず、デスクトップでの使用も十分考えられます。描画性能はさておき、高解像度なマルチディスプレイ環境を求める人にお勧めです」と話す。
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なお調査当日の金曜には、同様のディスプレイ環境が狙えるAGP x8対応のグラフィックスカード、Matrox「Parhelia PH/256A/8X」も、パソコンショップ・アークに入荷されていた。価格は7万6980円で、在庫は少数。
Parhelia PH/256A/8Xは、GPUにParhelia 512を採用したグラフィックスカードで、256MバイトのDDRメモリを搭載する。付属の分岐ケーブルを用いて、1枚でアナログVGAによるトリプルディスプレイ環境が構築できる。
パソコンショップ・アークは「そこそこの描画性能を持つ高解像度カードを求めるのは、医療や建築設計、DTPなどに携わる人がメインになってきます。それでも、個人でマルチディスプレイ環境を好むユーザーも潜在的には多いでしょうし、隠れたヒット商品になるかもしれません。ちょっと高価ですけど」とのことだ。
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