Core Duo／Pentium D 9xx／Viiv対応マザー、当然アキバでも“同時”に発売開始：週末アキバPick UP！:（2/4 ページ）

アキバ各ショップに入荷された、発売ほやほやの新製品をITmediaアキバ取材班が調査、注目商品をピックアップしていく「週末アキバPick UP！」。今週のキーワードは「Core Duo」「9xx＆Viiv」「まだまだ年始セール中」「期間限定ジャンクショップ」だ！

[古田雄介（アバンギャルド）＆ITmediaアキバ取材班，ITmedia] PC用表示関連情報

LINE

Hatena

前のページへ | 次のページへ

「ノンフライングでいきます」──Pentium D 9xx系、Viiv対応のインテル純正マザーも登場

　インテルの新CPU「Pentium D 9xx」シリーズも、CESでの正式発表前の日本時間木曜に、すでにアキバ各ショップに入荷していた。調査当日の金曜に確認できたのは、Pentium D 930と同940、同950の3モデルで、在庫は各ショップごく少数。価格は950が8万5000円前後、940が5万5000円前後、930が4万2000円前後となっている。

　なお最下位モデルのPentium D 920のみ入荷が遅れているとのことで、調査当日は入荷を確認できなかった。ただしT-ZONE.PC DIY SHOPやクレバリー1号店などでは2万5000円前後の価格が提示されており、入荷されしだい店頭に並べる予定だという。

入荷されたインテル「Pentium D 950」（上）と「940」（右下）、「930」（左下）。インテルの新ロゴももちろん反映されている

　Pentium D 9xxシリーズは製造プロセスが従来の90ナノメートルから65ナノメートルに変更されており、2次キャッシュは2Mバイトが2個の合計4Mバイトに倍増している。動作クロックは950が3.40GHzで940が3.20GHz、930が3GHz、920が2.80GHz。930に関しては同クロック数のPentium D 840から、TDPが130ワットから95ワットに引き下げられている。

　入荷したパソコンショップ・アークは「正式対応をうたうマザーボードがごく少なく、まだ様子見の雰囲気ですが、確実に性能アップするということで、多くの問い合わせをすでに受けています」と話す。

　なお、現行のマザーボードではSpeed Stepテクノロジーを有効にできないとの噂も聞かれる。CPU自体の問題としては、電圧制御機能の一部が初回ロットでは無効になっておりTDPが多少高くなっている可能性もあるという情報もあるのはちょっと気になるところかもしれない。

*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***

　さらには、いくつかのショップにFSB1066MHz、動作クロック3.46GHzの「Pentium Extreme Edition 955」も入荷されたようだが、販売は16日まで待っている状態のようだ。某ショップは「木曜昼頃に入荷されましたが、夕方になって代理店からストップがかかりました。連絡が急だったので販売してもよさそうな雰囲気でもありましたが、（ペナルティが）恐くて……（笑）」と話す。ほかのショップでもフライング販売を敢行する様子は見られなかった。

入荷はされたが、16日に発売が開始されるとみられるPentium Extreme Edition 955。ドスパラ秋葉原本店とT-ZONE.PC DIY SHOPでは予約を受け付けている

*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***

　同様にデジタルホーム向けプラットフォーム「Viiv」対応のインテル製マザー「D945GPMLKR」と「D945GBOLKR」木曜に入荷されていた。こちらは金曜夕方に発表を確認し、ようやく店頭に並べられたようだ。「入荷後すぐに販売を始めましたが、インテルが正式発表がしたという情報を確認できなかったため、いったん倉庫に戻したんです」と話す。

Intel 945G搭載Viiv対応マザー「D945GPMLKR」（左）と「D945GBOLKR」（右）。サウスチップにViiv対応の「ICH7」を採用している

*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***

8万円Opteronマシンに1万円以下の500万画素デジカメ──まだ手に入る年始のお得製品

前のページへ | 次のページへ