レビュー
タッチパッドにボタンがあってもいいじゃないか──「東芝 dynabook TX/770LS」(1/2 ページ)
2006年春モデルのdynabookは汎用A4ノート全機種で、ワイド液晶を採用。Pentium Mを採用した上位機種TX/770LSはスタンダードな構成でAV志向の強いQosmioとはターゲットとは異なる、初心者や女性を意識したデザインや仕掛けでアピールする。
東芝のA4ノートと言えばQosmioのイメージが強いが、テレビチューナーを搭載していない汎用A4ノートのdynabookラインアップも忘れてはいけない。
2005年秋モデルでは15.4インチワイドサイズ液晶ディスプレイを搭載した「VX」シリーズに、15インチスクエア液晶ディスプレイ搭載の「TX」「AX」シリーズと3つのラインアップを用意していたが、2006年春モデルではこれらを一新。
TX、AXシリーズにも15.4インチワイドサイズ液晶ディスプレイを採用し、これまで一部量販店でのみ出荷されていた14インチワイド液晶ディスプレイ搭載モデル「TW」シリーズを正式にラインアップに追加するなど、汎用A4ノート系列もワイド液晶ディスプレイを大幅に採用した。
TX/770LSは、これら汎用A4ノートシリーズの最上位機種。デザインこそほかのTXシリーズと共通だが、唯一Pentium MとIntel 915GMを採用した唯一のモデル。このほか、TXシリーズすべてに5400rpmの100GバイトHDDを搭載するなど、春モデルは基本スペックが充実している。
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