実験:USBカップウォーマーはどこまで実用的か:週末アキバPick UP!レビュー(1/3 ページ)
アキバに登場したこだわりパーツをとりあえず試す「週末アキバPick UP!レビュー」。今回は、昨年11月末の記事で紹介したカップウォーマー「USB CAFE PAD」の進化版「USB CAFE PAD with HUB」をチェックした。
アキバのPCパーツショップでは季節・時期によって、クリスマスグッズやハロゲンヒーターといった一見PCにはさほど関係ない製品も店頭をにぎわす。サンコーのUSBカップウォーマー「USB CAFE PAD」もそのどさくさに登場していた製品のなかの1つといえよう。ただし、ここ最近の急激な冷え込みも手伝ってか同製品は好調に売れているようで、メーカー在庫も少ない状態だという。このため今回は、サンコーが“USB CAFE PADの後継モデル”と位置付けている「USB CAFE PAD with HUB」を導入してみた。
USB CAFE PAD with HUBは、USBポートに接続して電源を得て発熱するカップウォーマーだ。パッド面は直径7.5センチの円形で、縁から中央にかけて最大40〜80度で熱を発するという。なお、ボディ左右にはUSB2.0ポートが2基ずつ計4基備わっているため、机上に置いてUSBハブとしても使えるなど一応さらなる利便性も考えられている。
10分から20分の温かさ持続、というか長持ち効果が
USB CAFE PAD with HUBの効果を、複数のカップを使って調べてみよう。
短絡的にカップとの接触部分が多いほど効率よく熱が伝わると考えられる。当然、使用するカップも底面がフラットなタイプが望ましいのだろうか。もちろん、カップの素材や口の広さによっても当然効果が変わってくることだろう。
というわけでフラットな底面を持つステンレス製カップ、底面に台座がある陶器製カップ、紙コップ、190ml缶コーヒー、これらを用いて、その効果・温度変化を比べてみた。
結果は以下の通りだ。
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上のグラフは、コーヒーを注いでから90分経過するまでの温度変化を表している。実線がUSB CAFE PAD with HUBに置いた場合で、破線がそのまま机に置いた場合を示す。10分経過後、すべての容器において破線よりも実線のほうが高温、つまり一応の効果があることが分かる。
カップ系より缶飲料系にやや高い効果が
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