分離式カードリーダー搭載の“欲張り”5インチベイユニット「COOLPANEL2」を試す:週末アキバPick UP!レビュー(1/2 ページ)
アキバに登場したこだわりパーツをとりあえず試す「週末アキバPick UP!レビュー」。今回は、2005年11月に登場したAEROCOOL製5インチベイタイプのインタフェースユニット「COOLPANEL2」を導入してみた。
PCケースの空いているベイにカードリーダーや、USBなどの端子類を搭載できるマルチインタフェースユニットはアキバでもそこそこ継続的に売れる製品群となっている。5インチベイサイズのパーツは光学ドライブ以外にさほど取り付けるものもないわりには、ミドルタワーケースであれば4つほどベイが搭載されているからである。
そのようななか、メモリカードリーダーやファンコン以外に、ビデオ入力端子やUSBやSerial ATAなど含めてかなり多数のインタフェースを備える製品も増えてきた。今回紹介するAEROCOOL「COOLPANEL2」も個性ではほかに引けをとらない“欲張り”製品だ。
COOLPANEL2が搭載する機能は、メモリカードスロット/USB/IEEE1394/MIC-IN/LINE-IN/OUT/Serial ATA+Serial ATA電源/ファンコン(温度センサー×4付き)/温度表示パネルと盛りだくさん。これらが5インチベイサイズにぎゅっと詰め込まれている。なおSerial ATAは電源用コネクタも備え、内蔵用のHDDなどをそのまま外付けで利用できるようになっている。
メモリカードリーダー“だけ”取り外せるギミックが泣かせる
メモリカードリーダー部は、なんとそれだけ取り外せる構造になっている。ここが本機のポイントの1つだ。本体とはUSB2.0にて奥で接続されているだけであるため、分離し、携帯型メモリカードリーダー単体としても使えるのである。対応メディアはCF、マイクロドライブ、SDメモリカード、MMC、メモリースティック、スマートメディア。
手前の取っ手をひっぱるとコネクタが外れ、取り外せる。指を入れる隙間が少ないので取っ手をつかむのにコツがいるが、引き抜きにはさほど力はいらない。たとえばモバイル用として携帯し、家ではメインマシンに装着して活用するといったシチュエーションが考えられる。だからどうしたとなるだろうが、外付けタイプと違って、マシンの周囲にケーブルを伸ばさなくて済み、装着する楽しさが都度得られるのがメリットだとむりやり納得することにする。
あの……カバーがじゃまなのですが
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