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エー・アイ、デジタル複合機と連携したOCRソフト「読んde!!ココ Ver.12」発売

エー・アイ・ソフトは、日本語・英語活字OCRソフトの最新版「読んde!!ココ Ver.12」を発表した。デジタル複合機との連携を強化し、大量原稿のOCR処理の自動化にも対応するようになった。

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 エー・アイ・ソフトは1月24日、日本語・英語活字OCRソフトの最新版「読んde!!ココ Ver.12」、ファイル管理・検索ソフト「Document Storage」がセットになった「読んde!!ココ Ver.12 Document Strage Suite」を発表、2月24日より発売する。製品ラインアップは、通常版、アップグレード版合わせて6製品を用意する。価格は読んde!!ココ Ver.12が1万9800円(通常版)、読んde!!ココ Ver.12 Document Strage Suiteが2万2800円(通常版)。


読んde!!ココ Ver.12(左)、読んde!!ココ Ver.12 Document Strage Suite(右)

 2005年4月に施行されたe‐文書法や個人情報保護法によって、文書を一括管理ができるOCRソフトの需要が高まっている。読んde!!ココ Ver.12は、FAXやコピー原稿など文字つぶれや文字かすれのある原稿であっても、高い確率で認識を可能とする。同社によると前製品比で27%認識率が向上したという。さらに赤ペンなどで記入された手書き文字をワンボタンで取り除ける「カラーメモ除去機能」が搭載され、レイアウト分析精度を強化している。

 また定型帳票などの電子化業務の効率化を図り、デジタル複合機が強化された。セイコーセプソンのオフィリオシリーズ(スキャナ、ステーション、複合機)とダイレクトに連携でき、原稿をセットしスタートボタンを押すだけで、指定のファイル形式で保存から転送まで一連の作業が行える。画像ファイルを一括処理し、指定するファイルに変換できるほか、ファイルの自動処理、特定文字列のCSV形式出力機能などが追加された。

 読んde!!ココ Ver.12 Document Strage Suiteは、セイコーセプソン「Document Storage」がセットになり、ドキュメントの電子化から、ファイルの整理・検索などトータル管理ができる。同製品は通常版のほか、読んde!!ココ Ver.12のアップグレード版に「Document Storage」を加えた製品を用意する。

 対応OSはWindows 98SE/Me/2000 Professional/XP(Document StorageはWindows 2000 Professional/XPのみ)。

 読んde!!ココ Ver.11の製品ラインアップと価格の詳細は以下の通り。

製品名パッケージ版ダウンロード版
読んde!!ココ Ver.12 通常版1万9800円1万2800円
読んde!!ココ Ver.12 アップグレード版7500円4800円
読んde!!ココ Ver.12 Document Strage Suite 通常版2万2800円
読んde!!ココ Ver.12 Document Strage Suite アップグレード版1万2800円

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