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正当進化……それとも退化? 新型TeraStationを試す(2/4 ページ)

バッファローから発売されたTeraStation TS-TGL/R5シリーズは、TeraStationの3シリーズめにあたるネットワーク接続型HDD(NAS)だ。金庫を摸したデザインから、小型PCのそれへと装いを新たにしているが、肝心の中身はどう変わったのだろうか。

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設定方法の違いは?

 TS-TGL/R5の設定自体は、従来シリーズとほとんど変わらない。本体付属のCD-ROMからTeraStation簡単セットアップを起動し、画面の指示に従うだけで最低限の設定は完了する。IPアドレスが正常に設定できればあとはインターネットブラウザからアクセスすれば設定画面が表示される。ただし、時刻設定は行われず、NTPもデフォルトでは無効になっているので必ず設定しておこう。また、初期状態ではアクセス制限のないshareになっている。家庭内、かつ、単独ユーザーの利用であればこれで問題ないだろうが、ビジネスでの使用となるとユーザーや共有フォルダの設定が必要になる。

 設定内容はユーザー/グループ単位で各共有フォルダへのアクセス制限を行う一般的なもので特筆することもない。もっとも、読み取り専用のユーザー/グループ、書き込みも可能なユーザ/グループというように、1つの共有フォルダに対して複数の権限が設定できる機能を用意していないNASもあるので、まずは及第点といったところだ。

共有フォルダのアクセス制限設定
Windows、Macintoshの共有ドライブとして使用できるほか、FTPサーバとしても公開できる。なお、ここでいうバックアップとは、ほかのTeraStationからのバックアップ先として設定する、という意味
インストーラ画面
工場出荷時の設定がRAID5モードになっているのもTS-TGL/R5の特徴(初代は4台のドライブとして認識される通常モードだった)。設定で変更可能だが、想定している用途の違いを感じさせる

ためしにドライブを引っこ抜いてみた

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