カノープス、非ゲーマー向けのRADEON X1300ファンレスグラフィックスカード:グラフィックスカード
カノープスは、外部TV出力や静音性を望むユーザー向けとなる、RADEON X1300搭載のPCI Express x16グラフィックスカードを発売する。ヒートパイプ方式ヒートシンク採用によるファンレス仕様にて、コンポーネント出力に対応する。価格は1万6800円。
カノープスは2月8日、RADEON X1300搭載のグラフィックスカード「MTVGA X1300L」を発表、2月末より発売する。価格はオープン、予想実売価格は1万6800円(税込み)。
MTVGA X1300Lは、高い3D描画性能を要する3Dゲーム用途ではなく、AV系出力や静音性を望むユーザー向けとなるPCI Express x16タイプのグラフィックスカード。RADEON X1300を採用し、1本ヒートパイプ方式のファンレスヒートシンクを備える。
搭載ビデオメモリは128Mバイト、PCメインメモリを活用するHyper Memory機能により最大256Mバイトまで拡張が可能。搭載インタフェースは、アナログRGB、ビデオ出力、DVI-I。コンポーネント端子変換ビデオケーブル、DVI−RGB変換アダプタが付属する。
AV統合コントロールソフト「FEATEHR2006」、DVD再生ソフト「Nero ShowTime」、DVDオーサリングソフト「NeroVision Express」、DVDコピーソフト「Nero Record」、写真編集ソフト「Nero Photo Snap」、マルチメディアファイル共有サーバソフト「Nero Media Home」などがバンドルされる。
また、ダウンロード販売のみとなっていた「FEATHER2006 Perfect Edition」のパッケージ版、およびFEATHER2005/2006用リモコン「CRM-FV8」も3月上旬より発売される。
FEATHER2006 Perfect Editionは、主に既存同社TVキャプチャーカードユーザー向け用としてラインアップされ、別売りオプションとして用意されている「CM自動検出」「DivX変換」「WMV変換」「SD-Video変換」など各種プラグインをすべて同梱したもの。価格はオープン、予想実売価格は9800円。
リモコンキット「CRM-FV8」は、従来のCRM2005と仕様・機能はまったく同一。パッケージデザインを一新し改めて発売される。価格はオープン、予想実売価格は3000円(税込み)。
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