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きょうは、イマドキの1万円グラフィックスカードを比べてみたグラフィックスカード(2/2 ページ)

ハイエンドが先行していたGPUの世代交代だが、NVIDIA「GeForce 7300GS」の登場でバリュークラスでも新世代が出そろった。はたして3D性能にどれだけ期待できるようになっただろうか。

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ベンチマークシステム環境
CPUAthlon 64 3500+
マザーボードASUS A8N-SLI
メモリPC3200/512MB×2ch
HDDST3160023AS
OSWindows XP Professional +SP2


3DMark05 Score


3DMark03 Score


3DMark03 GT1


3DMark03 GT4


Aquamark 3


DOOM3(timedemo demo1)


FarCry(HardwareOC River)

 全部のテストをとおして、GeForce 7300 GSはRADEON X1300LEを上回りRADEON X1300 PROを下回る。各グラフィックスカードの差はベンチマークごとに変化はあるものの、この傾向はすべての結果で変わらない。

 実売価格が最も低いことを思えば「RADEON X1300LEより3D性能が高いのはえらい」といえるかもしれないが、RADEON X1300PRO搭載カードとの価格差が5000円(そしてGeForce 6600との価格差も4000〜5000円)では、3D性能を重視するならば上位GPUを選んだほうが賢明、となる。

 GeForce 7300GSの意義は、バリュークラスGPUでCineFX 4.0などのGeForce 7シリーズに実装された機能や、世代が新しいPrueVideo(NVIDIAは広く伝えていないが、PureVideoのエンジンは初期と現在とではデコードのパフォーマンスが改善されている)が利用できることにある。そういう意味で参考までに、GeForce 7300 GSとRADEON X1300 LEで測定したPCMark05「WMV Video Playback」の値を並べておく。


PCMark05 WMV Video Playback
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