パイオニア、記録精度を向上させたDVDスーパーマルチドライブ「DVR-A11-J」シリーズ
パイオニアは、8倍速2層DVD±R/16倍速(CAV)DVD±R/5倍速DVD-RAM記録に対応し、記録精度をさらに向上させる「ディスク共振スタビライザー」を搭載するDVDドライブ新モデルを3月上旬より発売する。価格は1万2000円前後。
パイオニアは2月15日、PC向け内蔵型DVDドライブ新シリーズ「DVR-A11-J」を発表、3月上旬より発売する。価格はオープン、予想実売価格は1万2000円前後(税込み)。
DVR-A11-Jは、8倍速2層DVD±R記録、16倍速(CAV)DVD±R記録、5倍速DVD-RAM記録に対応するATAPI内蔵タイプのDVDスーパーマルチドライブ。高速記録時でも安定した記録精度を実現する「ディスク共振スタビライザー」の採用が大きな特徴となる。
ディスク共振スタビライザーは、高速回転時にディスクによって生じる気流を調整する突起をケース天面に設置し、ディスク共振から発生するたわみを抑えるための機構となる。加えて、専用に設計された気流調整穴付きのディスクトレーを搭載し、従来からのハニカム構造筐体も継続して採用する。これらより、高速記録時においても安定した記録精度を実現でき、かつ静音性も実現するとしている。
8倍速2層DVD±R記録、16倍速(CAV)DVD±R記録、5倍速DVD-RAM記録、8倍速DVD+RW記録、6倍速DVD-RW記録、40倍速CD-R記録、32倍速CD-RW記録をサポートし、DVD再生ソフト「PowerDVD 6」、DVDオーサリングソフト「PowerProducer 3」、ライティングソフト「Power2Go 4」、パケットライトソフト「InstantBurn」、バックアップソフト「PowerBackup」、静音ユーティリティツールなどがバンドルされる。
本体サイズは148(幅)×180(奥行き)×42.3(高さ)ミリ、重量900グラム。対応OSはWindows 2000 Professional/XP。
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