米Dellが2月16日発表した同社第4四半期(11〜1月期)決算は、エンタープライズ製品の伸びと米国外の販売に支えられ、売上高と1株利益が過去最高となった。
売上高は前年同期比13%増の151億8000万ドルとなり、純利益は10億1000万ドルで52%増、1株利益は43セントで65%増加した。いずれも同社の予想を上回ったとしている。
ストレージ、サーバなどのエンタープライズ事業は前年同期比で21%の伸びとなり、ストレージは41%の増収となった。米国外の事業は欧州とアジア太平洋の好調を反映して同21%増となっている。
「中国やドイツといった国での成功は、Dellの直販ビジネスモデルがすべての地域で好まれ、成長継続の強みとなっていることを示すものだ」とケビン・ロリンズCEO。
通期の売上高は560億ドルで前年比14%増、1株利益は1.46ドルで24%増えた。
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