5分で分かった気になる、2月のアキバ事情:2006年2月(2/3 ページ)
1月に続き、グラフィックスカード新製品が多数登場した2月のアキバ。ほかにも、さまざまな特徴を持つキーボードや、外付けHDDケースなどの新製品ラッシュなどもあり、この月には珍しく毎週新製品が多数登場した。
ゲーマー仕様にルックス重視。趣味性の高いキーボードが多数出回る
今月は個性的なコンセプトを掲げるキーボードが多数登場した月でもあった。
中でも注目が集まったのは、SoftTrading「STEELKEYS 6G」やロジクール「G15 Gaming Keyboard」(レビュー参照)などのゲーマー向けモデルである。STEELKEYS 6Gは、9キー同時押しもサポートする感度の高いキースイッチを採用し、G-15はゲームプレイに便利なマクロ専用ボタンを搭載するなど、多くの付加機能が盛り込まれている。
ゲームソフトなども販売し、ハードゲーマーにも支持されるショップ、パソコンショップ・アークはこのように述べる。
「ゲーマーはキーボードを自分自身の感性で選びます。とにかく手にフィットしないことには始まらない。自分に合うと思えば、価格に関係なく“買い”なわけです。ゲーマー向けキーボードが飛び抜けて売れているというわけではありませんが、ゲーマーの多彩なニーズに対応できるよう、選択肢がかなり増えていることは歓迎したいです」
こだわる人は徹底的にこだわるインプットデバイス。国内ユーザーの多彩なニーズをどのように盛り込むか、どこをこだわるか。このことがヒット製品となるか否かを隔てることになりそうだ。
さて今月は、ルックスで注目を集めたキーボードもいくつかあった。たとえばオウルテック「OWL-KB108WB」、そしてセンチュリー「蛍(CK-104LW-PSU)」などである。
奇をてらった感もあったのでどのくらい売れるのかは未知数だったが、ともに入荷したショップは「じつはかなり売れているんです。使用せずにコレクションする人もいるようで、派手めなモデルであってもわりとはずれないんですよ」という。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.