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サスライトが「USBデバイスの自動起動特許」を取得

サスライトは、USBメモリなどを装着した際に自動的にプログラムが起動する部分の特許を取得したと発表した。

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 サスライトは3月2日、「USBメモリ/デバイス等の自動起動特許(以下、自動起動特許)」を取得したと発表した。名称は「着脱式デバイス及びプログラムの起動方法」(特許第3767818号)と、「着脱式デバイス」(特許第3766429号)の2つで、これによりUSBメモリをPCに挿すと自動的にプログラムが起動する部分での特許が認められる。

 同社はこれらの特許を2002年10月に出願(特許第3766429号は第3767818号を原出願とする分割出願)し、それぞれ2006年2月10日、同2月2日に取得。また、同技術を採用した製品「SASTIK - 0MB」を2005年1月より販売している。SASTIK - 0MBは、PCに挿すと自動的にプログラムを起動し、サーバから専用アプリケーションをダウンロードするUSBメモリーデバイス。同製品をPCに挿すだけで、外出先でもクライアントに依存せず、パスワード認証やメール、ファイル管理機能などを利用できるのが特徴だ。

 なお、同種の製品で当該特許の技術を使用しない場合は、「自動起動しない」「事前にクライアントPCへの設定が必要」としているが、その対象は「USBデバイスなどの着脱デバイス」と広範囲にわたる。今回の発表に関して同社は、すでに多くの企業から反応があったとし、今後も「広く協業できるメーカーを呼びかけたい」とコメントしている。

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