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インテル、低電圧版のデュアルコアXeonを発表CPU

インテルは、TDP約31ワットを実現する低電圧版のデュアルコアXeonを発表した。1000個ロット時の単価は1.66GHzモデルが2万4500円。

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photo 低電圧版デュアルコアXeon

 インテルは3月15日、低電圧版デュアルコアXeon2モデルを発表した。ラインアップは2GHz版、1.66GHz版の2モデル。

 低電圧版デュアルコアXeonは、熱設計電力(TDP)で約31ワットを実現する。同社デュアルコア・テクノロジーと革新的な電力管理機能を兼ね備え、従来の低電圧版Xeonおよび同プラットフォームと比較し、ワットあたりの性能が2〜4倍向上した。

 1000個ロットあたりの価格は、低電圧版デュアルコアXeon/2GHzが4万9600円、同1.66GHzモデルが2万4500円。

 また、通信業界および通信機器メーカー向けとなるAdvancedTCA準拠のボードコンピュータ「Intel NetStructure MPCBL0040 SBC」を2006年第2四半期(予定)に投入する。同機は今回発表した低電圧版デュアルコアXeonを2つ搭載し、SBC1台で4個のコアに相当する性能を実現する。処理件数または加入者数、TCOコストの削減に寄与し、IPマルチメディア・サブシステム(IMS)やIPTV、ワイヤレスコントロール・プレーン用アプリケーションなど、処理件数および加入者数が短時間で急激に増加するアプリケーションに対して、最適なパフォーマンスを提供するとしている。

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