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ノートPC初の地デジ受信機能を実現──東芝「dynabook Qosmio G30」2006年春の地デジ対応モデル連続レビュー(1/4 ページ)

東芝のハイエンドノートPC「Qosmio」もIntel Core Duoを搭載してモデルチェンジを果たした。自慢のAV機能ではノートPCで初めて地上デジタル放送受信機能を装備しただけでなく、ハイビジョン映像の録画と再生を実現している。ノートPCで楽しむハイビジョン映像とはいかなるものだろうか。

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 Qosmio G20の上位機種になる17インチワイド液晶ディスプレイ採用のQosmio G30は、CPUがIntel Core Duo、チップセットはIntel 945PM、グラフィックスチップにNVIDIAのGeForce Go 7600と、新世代のノートPC向けパーツを採用している。画期的な性能向上に期待するところであるが、今回は試作機による評価なのでパフォーマンスのテストは行っていない。また、各種機能のレスポンスなども最終製品と異なることをあらかじめお断りしておく。


今回評価するのはQosmioシリーズの最上位となるdynabook Qosmio G30/596LS。1920×1200ドットという超高解像度表示ができる17インチワイドサイズの液晶ディスプレイが特徴だ


右側面にあるのはAV入力端子とFAXモデムのみ。できることなら右側面にマウス用のUSB端子があるとよかった


左側面にはUSB 2.0、PCカード/Expressカードスロット、SDメモリカード/MMC/メモリースティック/xDピクチャーカード兼用のメモリカードスロット、IEEE 1394、マイク端子、光デジタルオーディオ出力端子、ヘッドフォン端子と豊富なインタフェースが用意されている


背面はデジタルとアナログ共有のアンテナ端子がある。内部に地上デジタルと地上アナログUHFのセパレータを内蔵するのでアンテナ端子は一本になっている(もちろんUHF/VHF帯を混合器に通しておく必要はある)。アンテナ端子は特殊な形状をしているので本体付属の変換ケーブルを利用する。LANは1000BASE-Tに対応している。なお、評価機は米国市場向けの機材であるためHDMI端子を装備しているが、国内向けはD端子になる


底面を見る。従来モデルと同様にHDDを2基搭載し、東芝RAIDにも対応する。本機は120GバイトのHDDが2基、メモリも512Mバイト×2枚が組み込まれている

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