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なぜ日本語入力のために、わざわざお金をかけるのか──私が「ATOK」を手放せないワケ(3/4 ページ)

Windowsには日本語入力システムが標準で付属している。一方ジャストシステムの「ATOK」は価格が1万1550円(電子辞書セット:税込み)と決して安くない値段だ。タダ対有料。0円対1万1550円。タダで付いてくる日本語入力システムがあるのにもかかわらず、なぜわざわざ少なからぬお金を費やしてまでATOKを使うのか? 日本語入力システムの変遷をずっと見てきたパソコン黎明期からのライターで、実業家でもある松井幹彦氏がその秘密に迫る。

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 今回のバージョンアップで追加された「日付入力支援」という機能も便利なので紹介しておこう。宣伝パンフレットなどでは、「きょう」と入力して「2006/4/20《今日の日付》」とか「平成18年4月20日《今日の日付》」と変換する機能として紹介されている。

 私がさらに便利に感じるのは、「西暦←→和暦」の変換だ。たとえば「めいじ31ねん」と入力して変換キーを押すと図3左のように表示される。逆に、「2010ねん」と入力して変換キーを押した場合は図3右だ。

図3:和暦を入力すると西暦に(左)、西暦を入力すると和暦(右)に変換される

 さらにATOKのWebサイト「ATOK.com」からユーザー登録特典の「西暦和暦変換辞書」をダウンロードすることで、西暦の「1192ねん」を和暦の「建久3年」に、和暦の「けんきゅう3ねん」を西暦の「1192年」に変換できる(図4)。ワンタッチで正確に変換されるのだから、安心。これも手放せない機能になりそうだ。

図4:「西暦和暦変換辞書」をダウンロードして追加すれば、歴史時代の西暦と和暦も相互に変換できる


提供:株式会社 ジャストシステム
制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2006年4月19日

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