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「解決すべき点は多くある」──IDF Japan 2006でViivを語る:IDF Japan 2006
IDF Japan 2006の2日めに行われた基調講演のテーマの1つが「基調講演といえば必ずこれ」というデジタルホームの話。2006年になって「Viiv」という具体的な姿が見えてきたホームユースPCの向かう先をIntelデジタルホーム事業本部ネットワーク・メディア・プラットフォーム事業部長のビル・レジンスキー氏が紹介した。
「ユーザーにエンターテイメントを楽しませるためにインテルが提供するプラットフォームであるViivは使いやすいものでなければならない」とIntelは考えている。そのためには初心者でもViivのネットワーク設定からコンテンツのダウンロードまで簡単にすばやくできなければならないし、リビングで使うなら発熱を少なくして静かでなければならない。レジンスキー氏はViivがそれらの条件を満たしていることを基調講演の中で行うデモで証明していった。
レジンスキー氏はViivで提供されるプラットフォームがハイエンドゲーマーに最適化されたエクストリームと、一般ユーザー向けのプレミアム/メインストリームといった3つのセグメントに分かれ、2006年後半にプレミアムとメインストリームセグメントのViivでConroeコア、MeromコアのCPUが投入されると説明。
ネットワークに関しては、無線LANやイーサネット、そして「HomePlug パワーライン」など、国ごとの事情に合わせてコンシューマーユーザーが選べるようにIP接続の各種バックボーンをインテルは用意する必要があると語った。
ホームユースではデバイス間のコンテンツ移動も簡単にできなければならない。ということで基調講演ではシーゲイトのWireless USB対応HDDやW-ZERO3とViiv PCが瞬時に接続できるデモが紹介された
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