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「LANPARTY UT」人気で分かった“O/C志向”と“ハイエンド志向”の違いと傾向週末アキバPick UP!:(1/4 ページ)

アキバ各ショップに入荷された発売ほやほやの新製品をITmediaアキバ取材班が調査、注目商品をピックアップしていく「週末アキバPick UP!」。今週のキーワードは「CrossFireマザー最強の」「GPUクーラーのトレンド」「ベアHDDをリムーバブルに」「新店舗でも“外せません”」だ!

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ハイエンドマシンが組めるCrossFire対応マザー最強モデル

 今週木曜から、DFI製CrossFire Xpress 3200搭載Socket 939マザー「LANPARTY UT CFX3200-DR」がアキバ各ショップで発売が開始された。価格は3万3000円前後で、在庫は潤沢。

photophoto DFI「LANPARTY UT CFX3200-DR」。メモリスロットをCPUソケットの背後に配置するLANPARTYお馴染みのレイアウト。背面側はオンボードVGA端子やオーディオポートなどがないためすっきりしている

 LANPARTY UT CFX3200-DRは、合計32レーンを使ってCrossFireの性能をフルに引き出せる「CrossFire Xpress 3200」チップセットを搭載するATXマザー。PCI Express x16スロット2基のほか、PCI Express x1を2基、PCIを3基備える。また、オーディオ系をメインボードから独立させた「Karajan audio module」を同梱している。

photo 「Karajan audio module」が独立していることで、サウンドカードを装着した際は不要なインタフェースを省くこともできる

 このCFX3200-DR、入荷前から注目していたユーザーが多く、入荷早々複数のショップで好調に売れている。ただし本機への人気が直接CrossFire対応グラフィックスカードへの売り上げに結びついていると考えるショップは少なかった。

 高速電脳は「LANPARTYシリーズはオーバークロック志向のパワーユーザーに人気があります。ただし日本ではオーバークロック志向がイコールハイエンドユーザーという図式が成り立ちません。オーバークロック用として国内で人気があるCPUは低クロックのモデルである傾向。安く抑えながら高性能を手に入れることに喜びを見出す人が多いのです」という。

 また「あるユーザーはこのCFX3200-DRと一緒にAthlon 64 3700+を買っていきました。Athlon 64 3700+はオーバークロック耐性が高いと評判のものです。Athlon 64 X2やOpteronを載せた方がもちろん高速ですが、予算内で自分の満足する・遊べる構成を想定してのことでしょう」とのコメントもある。

 そして、価格を安く抑えたいにも関わらず、マザーボード単体としては高価な部類になる3万円以上の製品を買う理由としてはもう1つ「希少価値もあるのでは」話すショップもある。「CFX3200-DRのサウスブリッジには、NVIDIAの子会社となったULi製のM1575が使われています。ATIチップセットとの組み合わせでよく発売できたなというのが率直な感想です。このULiチップはATIのサウスブリッジよりも安定しているとユーザー間では評判なのですが、今後ATI+ULiの組み合わせが続くかという不安から、今買っておこうかという意識もあるようです」とのことだ。

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