声に出して読みたいWindows Vista 日本語版の日本語（3/3 ページ）

ビル・ゲイツ氏が来日。その目的がこれから立ち上げるNPO支援プロジェクトに関するスピーチなのかWindows Vista 日本語版のお披露目なのかはさておいて、日本人なら、まずはVista 日本語版を「朗読」してみよう。

[長浜和也，ITmedia]

「保護者による制限」では管理者（保護者）がユーザー（子ども）のPC利用に制約を与えることができる。従来のファイルアクセス権限やWebサイトのアクセス制限以外に「コンピュータの使用状況の情報を収集」「（ユーザー）がコンピュータを使用する時間帯を制限します」「規制、コンテンツ、またはタイトルでゲームを制限」が可能になる

「Webコンテンツのフィルタ」と「禁止するコンテンツ」のリスト。禁止するコンテンツのカテゴリーは「性教育」「成人向けのコンテンツ」「麻薬」「爆弾の製造」「タバコ」など。「武器」も禁止できるカテゴリーとして挙がっている

「Windowsサイドバー」には時計や天気概況表示などを並べられる。サイドバーにおいたツールはこの画面のようにデスクトップに展開することも可能だ

今回公開されたWindows Vista Home Premium 日本語版は「ベータ2」が使われている。そのため、製品版出荷までにここで紹介した日本語表記が変更される可能性もある。マイクロソフトの予定では「カスタマープレビュープログラム」を第2四半期中に配布し、2006年11月に企業向けボリュームライセンスを出荷、そして2007年1月に一般ユーザー向けの出荷を開始することになっている

きのう日本に着いたばかりのビル・ゲイツ氏にとってきょうのスピーチは大変だったのだろうか（しかも出発直前までシアトルで中国の“要人”を歓迎していたと聞くし）。出だしはさすがに疲れを隠せない表情であったが、スピーチが進むにつれて笑顔を見せるようになった