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シーゲイト、750GバイトHDDを投入──1ドライブ最大容量を更新
シーゲイトは、3.5インチHDDとして現状最大容量となる750GバイトHDDの発売を開始した。垂直磁気記録方式を採用し、プラッタあたり188Gバイトの容量を実現する。
シーゲイトは米国時間の4月26日、2006年4月現在で最大となる750Gバイトの容量を持つ3.5インチHDD「Barracuda 7200.10」シリーズを発表した。
すでに市場投入が開始され、750Gバイトモデルとなる「ST3750640A」は6万9000円前後で販売されている。
Barracuda 7200.10シリーズは130Gビット平方インチの面密度(ディスク1枚あたり最高188Gバイト)と、新たな記録方式となる垂直磁気記録方式(関連記事参照)を採用したデスクトップPC向けの3.5インチHDD。同シリーズにより同社は、デスクトップ/ノートPC/エンタープライズ・サーバ/デジタル家電製品/チャンネル販売向けとほぼすべての市場において垂直磁気記録方式を採用する製品を投入できるようになったとしている。
ラインアップは200Gバイトから750Gバイト(ほか320Gバイト、500Gバイトなど)/キャッシュサイズ2Mバイトから16Mバイトモデルを、接続インタフェースにNCQ対応のSerial ATA II(Phase 2)のほかUltra ATA/100モデルを用意する。
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