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さらに使いやすくなった液晶一体型“W録”モデル――NEC「VALUESTAR R VR570/FG」2006年・PC夏モデル特集(2/2 ページ)

PCでTVも見たいし2番組同時録画ができるHDDレコーダーとしても使いたい。でもやっぱりPCとして使うなら液晶は使い慣れたスクエアタイプのほうがいい。そんなユーザーにぴったりなのが「VALUESTAR SR」の後継機として投入された新生「VALUESTAR R」シリーズだ。

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自室にTVとPCの両方を置くならVR570/FGでまとめたい

 本製品は人気の高かったSRシリーズの後継として、その機能やスペックを順当に継承・強化し、さらに端子の配置を改善することで使い勝手を向上させている。MCE2005の扱いなどはまだこなれていないものの、ネット映像専用ソフトと割り切ってしまえば気にならない。特徴の1つであるTV機能は高画質化機能も充実しており、視聴ソフトのレスポンスも良好で“テレパソ”として申し分なく利用できる。2番組同時視聴ができないのは悔やまれるが、TVとPCをまとめてしまいたい人には間違いなくおすすめできる1台だ。

 ただしここで難点を1つ。本製品の本体部分は、もともと20/32インチワイドの大画面液晶を搭載するWシリーズ用に設計されたデザインのため、従来のSRシリーズと比べるとより広い設置面積が必要になっている。本機を横から眺めると一目瞭然だが、17インチではパネルの部分が小さく感じてしまうのだ。また、SRシリーズでは可能だった液晶部のスイング機構なくなっているのも気になった。以上の点を踏まえ、「VR570/FG」の購入を検討するときは、本体左右の端子にケーブルを接続するためのスペースも含めて、意外と設置場所が必要なことを覚えておきたい。

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