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お菓子に叱咤激励された夜Weekly Access Top10

好天気に恵まれた黄金週間のランキングは変貌しつつある秋葉原の都市計画といういたってハードな記事がアクセストップに。皆さんは連休中にアキバへいったかな?

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 彼はアキバに行けませんでした。とある事情で連休半ばの土曜日から米国出張でありました。そういえば正月もまるまるCESで米国でした。「ごめんっ!その代わりGWは温泉なっ」と約束していた彼はまたまた家族から大顰蹙を買ってしまいます。

 さて、米国で意外と困るのが食事です。何から何まで「アメリカン」のサイズとテイストで、さすがの彼も「く、食えないであります」。そういうとき、日本人にお勧めなのが「中華料理」と「韓国料理」です。嗚呼、ご飯がおいしい。

 そんな中華料理でデザートに出てきるのが「おみくじ入り」のお菓子です。彼は不勉強で知らなかったのですが、中国ではよくある風習らしく、書いてある「お告げ」が和やかな団らんをいっそう盛り上げてくれるそうです。

 そういうわけで、一同お菓子を砕いて「お告げ」を読み上げていきます。たいていこういう占いはその場を盛り上げるものですから「笑うかどには福来る」みたいな、それなりにめでたい言葉や希望を与えてくれる「お告げ」が書いてあります。

 で、彼も引いてみました。

 なんともおめでたくありません。場は盛り上がっていますがこのままでは面白くないので、もう1つお菓子を割ってみました。

 とどめの一撃を喰らいました。もうすでに彼は十分苦しんで十分苦労していると思っていたのですが、まだまだ修行が足りないようです。たしかに、中華料理を食べて盛り上がっている場合ではありません。時差ぼけに屈することなく、いますぐにも原稿を書かなければならないのです。

 家族や編集長だけでなく、中華料理のデザートに出てきたお菓子の紙切れにまで「叱咤激励」されるとはなぁ、と遠い異国の地で夜空を見上げる彼でありました。

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