「這是什麼?」と思わず聞きたくなる小間物ブース:COMPUTEX TAIPEI 2006(2/2 ページ)
新作マザーがわんさと並ぶCOMPUTEX TAIPEI 2006。もちろん正統派PCパーツも大事だが、TAIPEIといえば忘れちゃいけないモノもある。
これだけ展示ブースがたくさんあると、「いかにして目立たせるか!」も重要になってくる。COMPUTEX TAIPEIはアジア最大のトレーディングイベントであるから、日本のIT関連流通業者も大勢集まってくる。そういった事情を考慮したのだろうか、今年の展示ブースには「ひらがなカタカナ」が目に付いた。その中でも「うぉ」と目に飛び込んでくるのが「美少女キャラ」全開の「p-Active」である。
実は日本のメーカーである「ピー・アクティブ」。タブレット入力機器を扱う会社で競合はあの“ワコム”。ただ、ブースのスタッフが「いや、あちらは巨大ですから」といってしまうほどにその規模は異なるらしい。ターゲットはズバリ「こういう絵が好きな人」ということで、ワコムよりも安い価格で勝負するそうだ。
昨年の「カエルキーボード」はなかなかのインパクトであったが、今年は新作姿を見せず(同シリーズのスピーカーと色違いキーボードはあったが)。今年の動物系キーボードは「猫」「蟹」「恐竜」が確認されているもののその迫力はいまひとつ。しかし、そのデザインが「うっ、ちょっと大丈夫ですかい」というキーボードがさりげなく展示されているあたりがCOMPUTEX TAIPEIらしい。
「おいおい、ちょっとまった」という意味では今年の最強かもしれないのがインクジェットプリンタの「外付け式インクカートリッジ」だ。プリンタ純正のインクカートリッジを取り外して、このベンダーが「開発生産」している「外付けのインクタンク」「インクチューブ」「ヘッドアダプタ」一式に交換するという“移植系”の製品。微細で扱いがデリケートなヘッドの基板もこのベンダーが供給するという。「東京でパテントを取得した」と説明する一方で「日本では売っていない」というあたりもなかなか強烈である。
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