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もうOpteronやAthlon 64 FXには負けない――チャンドラシーカ氏基調講演:COMPUTEX TAIPEI 2006(1/2 ページ)
COMPUTEX TAIPEI 2006の初日、インテルの上席副社長アナンド・チャンドラシーカ氏が基調公演を行った。新しいCPUやチップセットの正式発表に加え、対AMDを強く意識したデモの実演がなされた。
新CPUとチップセットで次世代プラットフォームに
チャンドラシーカ氏のプレゼンテーション自体は、すでにお伝えした(Intel、新たなチップセットとプロセッサを発表を参照)通り、開発コード名BroadwaterことIntel 965 Expressチップセットファミリーの正式発表、2.93GHz版のIntel Core 2 Duo Extremeを7月に、3.2GHz版の年内投入、平均消費電力が0.75ワットの超低電圧版Intel Core Duo U2500のリリースが主な柱だ。
昨年は生産が間に合わず、他社製(ATI)のチップセットを採用せざるを獲なかったインテルだが、300ミリウェハの製造ラインを5倍にしたこと(写真=左)、チップセットの製造プロセスを90ナノメートルに微細化したこと(写真=右)により、同社のチップセット史上、最も早い立ち上げを実現しているという
965チップセットは、945後継のメインストリーム向けに位置付けられる。それにともない、長年にわたりインテルを支えてきたPentiumブランドは、Celeronと同じバリューセグメントに“降格”となる(写真=左)。超低電圧版では最速となるIntel Core Duo U2500も発表された
多彩なデモで高性能・低消費電力をアピール
最もウエイトが置かれたのは、これらのCPUとチップセット採用した新しいプラットフォームが、いかに高性能で低消費電力か――とくにAMDプラットフォームより優れているのか、という点にある。チャンドラシーカ氏は、多彩なデモやプレゼンテーションを交えて精力的に次世代プラットフォームの優位性をアピールした。
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