アイ・オー、HDMI搭載の「AVeL LinkPlayer」3代目登場
アイ・オー・データ機器は、同社製ネットワークメディアプレーヤー「AVeL LinkPlayer」シリーズの最新モデル2製品「AV-LS300D」「同300DW」を発表した。価格は3万3800円から。
アイ・オー・データ機器は6月23日、同社製ネットワークメディアプレーヤー「AVeL LinkPlayer」シリーズの最新モデル「AV-LS300DW」「AV-LS300D」を発表した。出荷開始時期はAV-LS300DWが6月末、AV-LS300Dが7月中旬の予定。価格はAV-LS300DWが3万7000円、AV-LS300Dが3万3800円。
AV-LS300DWおよびAV-LS300Dは、ネットワークメディアプレーヤー「AVeL LinkPlayer」シリーズの3世代目となるモデルで、家電製品とのシームレスな連携を可能とする「DLNAガイドライン」に正式対応。HDMI出力端子を標準装備しており、HD画質コンテンツの無劣化表示、およびSD映像のアップスケーリング表示が可能となっている。
機能面では、従来のFAT32フォーマットのほかNTFSフォーマットにも対応。インタフェースも一新、「新感覚プレイナビ」の導入によって“家電製品並みの使いやすさを実現した”としている。
従来モデル同様、光学ドライブとしてDVD-ROMドライブを搭載(DVD-RAM再生は未対応)。インタフェースは10/100BASE-TX対応LANを装備するほか、前面にUSBポート2基を装備。デジカメや外付けHDD、USBメモリ内のコンテンツをダイレクト再生できる。またAV-LS300DWは無線LAN機能を搭載、IEEE802.11b/g無線LANを利用できる(下位モデルのAV-LS300Dは有線LANのみ)。
またアイ・オー・データ機器は、米Sling Media製の家庭用ストリーミングシステム「Slingbox」の取り扱いを発表、7月上旬より出荷する。輸入代理店となる伊藤忠商事を経由しての輸入販売で、価格はオープン。先行予約販売価格は2万9800円(税込み)。
Slingboxは、自宅のTV/映像機器の動画をストリーミング化し、外出先での視聴を可能とする、いわゆる“ロケーションフリー”風環境を構築可能なLAN機器。リモコン機能を内蔵しており、外出先のPCから自宅内のDVD/HDDレコーダー機器などをリモコン操作できるため、リアルタイムTV視聴のほか録画番組の視聴や録画予約を行なうこともできる。
Slingboxの詳細仕様については、こちらのレビューを参照のこと。
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