NEC、「LaVie」秋冬モデル発表――Core 2 Duo搭載の最上位「LaVie C」も用意
日本電気は、2006年秋冬モデルとなるノートPC「LaVie」シリーズ6モデルを発表した。コンパクトノート「LaVie A」をワンセグ対応としたほか、かつての最上位クラス「LaVie C」をCore 2 Duo搭載モデルとして復活した。
2006年秋冬モデルのラインアップは、夏モデルの「LaVie L ベーシックタイプ」はそのまま継続販売とし、「LaVie L アドバンストタイプ」および「LaVie A」の後継モデルを投入。またCore 2 Duo搭載の最上位モデルとして、「LaVie C」をエントリーした。
秋冬モデルのLaVie L アドバンストタイプは、下位のLL700/GD除くモデルで曲面を多用した新デザイン筐体を採用。パームレスト部は革シボを施し、手がベタつかない仕様としたほか、タッチパッドにはメッキが施されるなど高級感のあるデザインに仕上がっている。
製品ラインアップはCore Duo T2300E(1.66GHz)搭載モデルの「LL850/GD」、Celeron M 410(1.46GHz)搭載の「LL770/GG」「LL750/GD」、、Celeron M 380(1.6GHz)搭載の「LL700/GD」の4製品を用意。LL700/GDを除く3モデルは液晶ディスプレイを15.4インチワイド液晶とし、Felicaポートを標準で装備する。
今回のラインアップで久々の復活となったLaVie Cシリーズは、LaVie L アドバンストタイプのさらに上位に位置付けられるモデルで、CPUとしてCore 2 Duo t5600(1.83GHz)を搭載する「LC900/GD」の1モデルを用意。LaVie L アドバンストと同様の新デザインを採用しており、1280×800ドット表示対応の15.4インチ液晶を内蔵。グラフィックスコアとしてRadeon X1600/256Mバイトを装備している。
搭載メモリは1Gバイト、HDDは160Gバイト(80Gバイト×2)、光学ドライブは2層対応DVDスーパーマルチドライブを装備するほか、IEEE802.11a/b/g無線LAN、Felicaポートも標準で利用可能だ。
LaVie Aシリーズの後継モデルは「LA700/GD」の1モデルをラインアップ。筐体デザインなどの基本仕様は同等ながら、新たにワンセグ放送対応チューナーを搭載した。
搭載CPUは超低電圧版Pentium M 773(1.3GHz)に強化。その他のスペックはメモリは512Mバイト、HDDは80Gバイト、光学ドライブはスロットインタイプのDVDスーパーマルチドライブと、夏モデルと同様となっている。
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