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ゼロスピンドル“U”はオンボード1Gバイトとストレージ32Gバイトへ──「VAIO」秋の新作第2弾発表

ソニーマーケティングは9月27日に「VAIO type A」「VAIO type F TV」の新製品を発表。また「VAIO type U」VAIOオーナーメードモデルの新構成も登場した。

VAIO type A

 VAIO type Aの新製品は店頭モデルで「VGN-AR71DB」「VGN-AR51DB」の2製品が登場する。従来のエントリーモデル「VGN-AR50B」は継続で販売。新登場のモデルはどちらもCPUにCore2 Duo(VGN-AR71DBはCore2 Duo T7200、VGN-AR51DBはCore2 Duo T5500)と地上デジタルチューナーを搭載する。上位モデルのVGN-AR71DBは最大解像度1920×1200ドットの17インチワイド液晶ディスプレイとBlu-rayドライブを採用。HDDも100Gバイトドライブを2台搭載してRAID 0を構築した状態で出荷される(VGN-AR51DBは160Gバイトドライブを1台搭載)。グラフィックスチップはVGN-AR71DBが「GeForce Go 7600 GT」(ビデオメモリ256Mバイト)で、VGN-AR51DBも同じシリーズのエントリークラスチップ「GeForce Go 7600」(ビデオメモリ128Mバイト)を実装、両モデルともHDMI対応のビデオ出力を用意している。

 構成をユーザーが選択できるVAIOオーナーメードモデルでは最大解像度1920×1200ドット表示の液晶ディスプレイを搭載する「VGN-AR91」系と最大解像度1440×900ドット表示の液晶ディスプレイを搭載する「VGN-AR81」系の2系統が用意される。CPUには店頭モデルでは採用されていないCore2 Duo T7600(動作クロックは2.33GHz)やCore2 Duo T7400(動作クロック2.16GHz)が用意された。VGN-AR91系の筐体は「プレミアムブラック」と呼ばれるピアノフィニッシュカラーに仕上げられている。また、搭載するTVチューナーで地上デジタルが選択でき、HDDで400Gバイト構成、GPUにGeForce Go 7600 GTを、光学ドライブにBDドライブがそれぞれ用意されているのもVGN-AR91系のみとなる(BDドライブの搭載はCPUでCore2 Duo T7200以上のモデルを搭載したのみ選択可能)。

 そのほか、両モデルでOSの選択(Windows XP Professional もしくは、同Home Editon)や、Bluetoothヘッドセットの有無が選べるようになっている。

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VAIO type F TV

 VAIO type F TVの新製品は店頭モデルとして「VGN-FT52DB」「VGN-FT52B」「VGN-FT32B」の3モデルが登場する。VGN-FT52DBとVGN-FT52BはCPUにCore2 Duo T5500(動作クロック1.66GHz)を搭載(バリューモデルのVGN-FT32Bは動作クロック1.73GHzのCeleron M430)。最上位モデルのVGN-FT52DBは地上デジタルチューナーを採用した(ほかの2モデルは地上アナログチューナー)。

 最大解像度1280×800ドットの15.4インチ液晶ディスプレイを搭載し、チップセットはIntel 945GM(VGN-FT52DBとVGN-FT52B)もしくはIntel 940GML(VGN-FT32B)を採用。グラフィックス機能はともにチップセットに内蔵されているIntel GMA 950を利用する。メインメモリはどちらもPC-4200 DDR2 SDRAMに対応し、VGN-FT52DB、VGN-FT52Bは1Gバイト(512Mバイト×2)を、VGN-FT32Bは512Mバイト×1を実装する。両モデルとも従来モデルと同様に、Webカメラ「MOTION EYE」、FeliCaポート、高品質サウンドエンジン「SoundReality」を搭載している。

 VAIOオーナーメードモデルでは、CPUでCore2 Duo T7400(動作クロック2.16GHz)、同T7200(同じく2GHz)、同T5600(同じく1.83GHz)の選択肢が用意され、HDDも最大200Gバイトのドライブを搭載できるようになった。CPUにCore2 Duoを選択した場合、地上デジタルチューナーの搭載が可能になる。

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 VAIO type Uでは、VAIOオーナーメードモデルで新しい選択肢が用意された。VAIO type Uではゼロスピンドルモデルのデータストレージの選択肢として従来のフラッシュメモリ16Gバイト搭載モデルに加えて32Gバイトのフラッシュメモリ搭載モデルが可能になった。32Gバイト搭載モデルではMicrosoft Office Personal Editon 2003も選択できるようになる。また、従来のモデルで改善の声が大きかったメインメモリ容量についてもオンボード1Gバイトが選択肢として用意された。

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