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ゆるゆるなATI 箝口令を敷くNVIDIA週末アキバPickUP!(3/4 ページ)

ハイミドルな価格ながらハイエンド並の性能を誇るGPU「RADEON X1950 XT」が登場した。また、AMD系マザーではチップセットを統合したモデルが人気を集めている。今週のキーワードは「X1950 XT」「南北統合」「FOX ONE」「ど派手ファンコン再び」だ!

“お堅い”Foxconnから、オーバークロック向きマザーが登場した

Foxconn「975X7AB」

 先週の木曜日、ツートップ秋葉原本店にFoxconnのi975Xマザー「975X7AB」が入荷した。価格は2万3980円で、週末に入手するには十分な在庫数が確認できた。

 975X7ABはLGA 775タイプのATXマザーで、PCI-Express x16とPCI-Express x1、PCIスロットをそれぞれ2基搭載している。消費電力とCPUのクロック数を制御する自社開発のチップ「FOX ONE」を採用しており、オーバークロックが簡単に楽しめるのが特徴だ。

 FOXCONNは、サーバーやOEM向けのマザーボードに強く、法人からヘビーユーザーまで高い信頼性を得ている。どちらかといえば“堅い”イメージがあったが、FOX ONEの登場で“安心して遊べる”メーカーとしても名を馳せそうだ。

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975X7AB(写真=左)。メモリスロットの脇に「FOX ONE」チップを実装する(写真=中央)。一般的なマザーと比較。975X7ABはCPU回りのコンデンサを極力排した構造で、CPUクーラーとの物理的な干渉も起きにくい(写真=右)

 ツートップ秋葉原本店は「FOXCONN製では初めてのオーバークロック向けモデルなので注目しています。メーカーとしても、パッケージに大きく“FOX ONE”と刻印するくらい気合いを入れているようですね。2万円台前半なので、安くはないですが、個人ユーザーでも手を出しやすい。遊びたいけど、壊れるのは嫌、というワガママなユーザーにはうってつけです」と、お気に入りの様子だった。

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