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「AMDに軽いジャブを打ち込まれた感じ」――やや困惑気味のショップ週末アキバPickUP!(3/4 ページ)

Athlon 64 X2 6000+とともに、旧製品よりも少しだけ安く買える新型の5000+が登場。Vistaの新機能が堪能できる高付加価値な「Vista Edition」マザーも出回り始めた。

世界一小さなミドルタワーケースが進化――高いけど売れてます

abee「AS Enclosure S2R

 先週末にabeeのミドルタワーケース「AS Enclosure S2R」が、TSUKUMO eX.と高速電脳に入荷した。価格は3万5800円で、在庫は潤沢だ。

 AS Enclosure Sシリーズは、ドライブベイやマザーボードベースの位置などを合理化して、フルサイズのATXマザーが乗せられる最小サイズの筐体に仕上げている。肉厚なアルミ製のシャーシとパネルを採用しており、放熱性能が高い。

 新モデルの「S2R」は、前モデルと同じ幅203×奥行き409×高さ369ミリのコンパクトなボディを踏襲し、電源スイッチ類を正面に移動させた。また、5インチベイが分離できる構造により、奥行きの長いハイエンドクラスのグラフィックスボードも組み込めるようになっている。

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 3万5800円と高価なモデルながら、TSUKUMO eX.は前モデルに引き続き好評を博していると話す。「Vistaによる買い替え需要も手伝って、ここ最近は高価なケースが売れています。数が出るのは1万5000円以下の割安なモデルですが、abeeのような高級メーカーの需要が根強いですね。PCケースも薄利多売の低価格品と、高級品の2極化が進んでいるようです」。

 abeeは2004年に設立したばかりの新興メーカーだが、国内随一の高級ケースメーカーと認めるショップは多い。某ショップは「海外メーカーのケースは派手な装飾が多く、日本人の好みとズレている場合が多々ありますが、abeeはシンプルに格好良くまとめる。さすが日本企業だと思いますよ」とベタ褒めしていた。

ATXマザーを左側面に固定する“逆ATX”仕様。このため、背面ブラケットは上部に置いている(写真=左)。正面から見て左側のコーナーが綺麗なカーブを描いているのが特徴だ(写真=中央)。高速電脳には、abee製ケースで使える光学ドライブ用ベゼル「5.25 Solid Bezel」も入荷していた。シルバーとブラックともに価格は2980円(写真=右)

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