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CPUに超低電圧版デュアルコアを搭載したLet's note3モデルが登場2007年夏 Vista搭載PC特集

松下電器産業は、4月25日にLet's note LIGHT「R」「W」「T」の新製品を発表した。出荷開始は5月18日の予定。

 今回発表されるLet's noteは10.4インチ液晶ディスプレイを搭載する軽量ノート「Let's note LIGHT R6」、12.1インチ液晶ディスプレイを搭載した1スピンドルノート「Let's note LIGHT T5」、12.1インチ液晶ディスプレイを搭載した2スピンドルノート「Let's note LIGHT W5」の3モデル。 価格はオープン。予想される実売価格はR6で21万円前後、W5で25万円前後、T5で22万5000円前後。

今回登場するのは「R6」「W5」「T5」の従来モデルのマイナーバージョンアップ。外見と筐体サイズは変わらない

 すべてのモデルで、インテルから発表されたばかりの超低電圧版デュアルコアCPU「Core 2 Duo U7500」(動作クロック1.06GHz)を搭載したのが、従来モデルとの大きな変更点となる。Core 2 Duo U7500のTDPは10ワットで、今回登場した3モデルとも、Let's note LIGHTの特徴である「ファンレス」冷却が受け継がれている。

 そのほか、3モデルともHDD容量が従来の60Gバイトから80Gバイトに、メインメモリが従来の512Mバイトから1Gバイトに(オンボード512Mバイトに加えてメモリスロットに512Mバイトモジュールを実装。このため、空きメモリスロットがなくなった)増えたのがスペック上の主な変更点となる。

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 ただし、CPUの変更に伴なってバッテリー駆動時間が短くなり、R6で30分短い7.5時間に、W5でも30分短い10時間に、T5では1時間短い13時間となったほか、メモリ容量の増加で重さがR6で約940グラム、W5で約1210グラム、T5で約1270グラムと、それぞれ10グラム重くなった。

 直販サイト「マイレッツ倶楽部」では、メインメモリをオンボードに1Gバイト乗せた最大2GバイトモデルとHDDの容量を160Gバイトに増やしたモデルが選択できるほか、R6用のカラー天板にオレンジ系の「オレンジコンポート」とパープル系の「ブルーベリー」が加わった。そのほか、「Microsoft Office Personal 2007 with PowerPoint2007」のプリインストールモデルやWindows XPモデルが用意されている。

Let's note LIGHT R6のマイレッツ倶楽部専用モデルで新たに加わったカラー天板の「オレンジコンポート」(画像左)と「ブルーベリー」(画像右)

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