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松下電器産業、“Santa Rosa”なLet'snoteを発表2007年夏 Vista搭載PC特集

松下電器産業は、5月10日にLet'snote LIGHT Yシリーズの新製品「Let'snote LIGHT CF-Y7」を発表した。“Santa Rosa”世代のCentrinoをLet'snoteラインアップで初めて採用したのが特徴だ。

“Santa Rosa”Centrino Duoを採用したLet'snote LIGHT CF-Y7

 Let'snote LIGHT Yシリーズは、14.1インチ、最大解像度1400×1050ドットの大画面液晶ディスプレイを搭載しながら重さが約1520グラムと軽量なのが特徴。今回登場したLet'snote LIGHT CF-Y7はこの特徴を継承しつつ、内部はインテルから発表されたばかりの最新モバイルPCプラットフォーム“Santa Rosa”Centrino Duoを採用している。

 CPUはFSBが800MHzに引き上げられた低電圧版Core 2 Duo L7300(動作クロック1.4GHz)を搭載。チップセットにはグラフィックスコアがIntel GMA X3100に変更されたIntel GM965が搭載されている。“Santa Rosa”Centrinoから導入された省電力機能、「Dynamic FSB Switching」「Enhanced Deeper Sleep」や性能向上機能「Intel Dynamic Acceleration」がLet'snote LIGHT CF-Y7でも利用できるが、バッテリー駆動時間は7.5時間と従来モデルから30分短くなっている。

 なお、“Santa Rosa”Centrinoからオプションで実装されるようになった“Robson”こと「Intel Turbo Memory」は、PCI Expressバスに接続されたNAND型フラッシュメモリを搭載していないためLet'snote LIGHT CF-Y7では利用できない。また、無線LANモジュールに「Intel Wireless WiFi Link 4965AGN」を採用しているがIEEE802.11nには対応しない。

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 OSはWindows Vista Businessを導入。それに伴なってメモリ容量はオンボードの512Mバイトと増設用メモリスロットの512Mバイトの合計1Gバイトに、HDDも80Gバイトとそれぞれ従来モデルから増量。直販サイト「マイレッツ倶楽部」ではオンボードメモリ1Gバイト、HDD160Gバイトモデルも用意される。

 従来モデルから取り入れられている「堅牢」機能はLet'snote LIGHT CF-Y7でも継承。HDDやシステム基板に水を侵入させない全面防滴キーボードを採用し、天面全体に対する100キロ加圧試験と30センチ落下試験に耐えるボティを実現している。

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