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アドテック、ちょい玄人向けのLinuxルータキット『白木印「生」』

アドテックは、“素人以上玄人以下”の位置にある「灰色人(グレート)」向けのLinuxキット『白木印「生」』の発売を開始する。

白木印「生」

 アドテックは6月25日、“素人以上玄人以下”を対象とする「灰色人(グレート)」向けのLinuxキット『白木印「生」』を発表、6月30日より発売する。同社直販価格は1万9800円(税込み)。

 白木印「生」は、組込み型プラットフォームとして自由にソフトウェアが開発可能なLinuxキットで、OSとしてSnapgear Linux(Kernel 2.4.31-uc0)を搭載するほか、12Mバイト×2の計24Mバイトに任意のソフトを導入して自動実行することが可能だ。

 開発用SDKキットとして、「『白木印「生」』用電子割符SDK」(2500円/7月下旬予定)が提供されるほか、アプリケーションとしてファイルサーバ/ネットワークモニタ/RADIUS認証モジュール/DNSサーバモジュール/DHCPサーバモジュールなどが順次無償で提供される予定となっている。

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 搭載CPUはIXP425(533MHz)。メモリは、フラッシュROMが32Mバイト、SD-RAMが64Mバイトを装備。インタフェースは10/100BASE-TX対応LAN×5(WAN×1、LAN×4)を装備する。本体サイズは228(幅)×142(奥行き)×30(高さ)ミリ、重量は990グラム。

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