ニュース
猛暑のアキバには、“ペンD”ユーザーが増えるらしい:古田雄介のアキバPickUp!(2/4 ページ)
今年の夏は厳しい暑さとなり、PCパーツショップでは冷却パーツが好調に売れている。以前から注目されていた新型水冷キット「RESERATOR XT」が登場したほか、空冷パーツの売れ行きも好調だ。
今夏の暑さにPCが悲鳴をあげ、あぶり出される人々の共通点
先週はサーマルライトのCPUクーラー「SI-128 SE」と、チップセットクーラー「HR-05 IFX」も複数のショップに入荷している。価格はSI-128 SEが6980円、HR-05 IFXが2980円で、在庫はそれぞれ潤沢だ。
SI-128 SEは12センチファンを搭載できる大型フィンを搭載したCPUクーラー。プッシュピンで固定する前モデル「SI-128」から、バックプレート式に変更している。対応ソケットはLGA775とSocket AM2。
HR-05 IFXは幅2センチの板状フィンを採用したチップセットクーラーで、物理的な干渉がなければあらゆるマザーボードで使える。前モデル「HR-05」からフィンを大型化しており、汎用的な8センチファンが装着できるようになった。
advertisement
冷却パーツが売れる真夏だけあって、SI-128 SEとHR-05 IFXの売れ行きはどのショップでも好調だ。同時に、来週以降に登場するほかのメーカーのサンプル品も店頭で注目を集めていた。
そのなかでも、今年特に人気を集めているのはCPUクーラーという。ある店員さんは「Pentium Dを使っている人が、普段より目立っています。昨年は冷夏だったので、発熱量の多いPentium Dマシンでも乗り切れましたが、今年はそうもいかないようです。実際、マシンの不調をきっかけにリテールクーラーからの乗せ替えを検討している人がいました」と話す。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.