さらに軽量&長時間駆動のSSD採用モデルも――「Let'snote LIGHT CF-R7」:2008年PC夏モデル
「Let'snote」シリーズの中で最小・軽量のRシリーズは、マイレッツ倶楽部限定のプレミアムエディションとして、待望のSSD搭載モデルが登場した。
10.4インチ液晶を搭載する「Let'snote R」シリーズは、2008年夏の店頭向けモデルとして、Office Personal 2007 with PowerPointの有無で差別化した2モデルをラインアップしている。実売価格はそれぞれ23万円前後(Officeあり)、20万円前後(Officeなし)。
Core 2 Duo U7600(1.2GHz)とIntel GM965 Expressチップセットを組み合わせた基本システムや、ボディデザインなどに変更はなく、搭載HDDの容量を増やしたマイナーバージョンアップだ。具体的には2007年春モデルと比べて、HDD容量が80Gバイトから120Gバイトと1.5倍に増強されている。
このほかのスペックは従来を踏襲しており、1キロを切る940グラムの本体重量や、標準バッテリーで約7.5時間駆動するロングバッテリーライフは健在。また、天板への100kgf加圧振動をはじめ、76センチ落下(動作時底面)、30センチ落下(26方向非動作時)をクリアした“タフモバイル”仕様も同様だ。OSはWindows Vista Business(SP1)。Windows XP Professional(SP2)のダウングレードDVDが付属する。
一方、よりハイスペックかつカラー天板を選べることなどから人気の高いマイレッツ倶楽部モデルは、CPUにCore 2 Duo U7700(1.3GHz)を採用した基本システムを引き継ぎつつ、HDD容量を120Gバイトから250Gバイトに強化。さらに、プレミアムエディションとして、320Gバイトの大容量HDDを搭載したモデルや、32GバイトのSSD搭載モデルを用意したのも目を引く。ちなみにSSD搭載モデルは店頭モデルに比べて、本体重量が約30グラム軽くなり、駆動時間も30分ほど延びたほか、PCMark05の総合スコアで20%高速化したという(同社調べ)。
Let'snote LIGHT CF-R7シリーズの概要(その1) | ||||||||
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シリーズ名 | モデル名 | タイプ | 従来比較 | CPU | メモリ | HDD | OS | 実売 |
Let'snote LIGHT CF-R7 | CF-R7DW6AJR | 1スピンドル | マイナーチェンジ | Core 2 Duo U7600(1.2GHz) | 1024MB | 120GB | Business(SP1) | 20万円前後 |
CF-R7DW6NJR | 1スピンドル | マイナーチェンジ | Core 2 Duo U7600(1.2GHz) | 1024MB | 120GB | Business(SP1) | 23万円前後 | |
Let'snote LIGHT CF-R7シリーズの概要(その2) | ||||||||
シリーズ名 | モデル名 | 液晶 | 解像度 | チップセット | 光学ドライブ | GPU | Office 2007 | 重量 |
Let'snote LIGHT CF-R7 | CF-R7DW6AJR | 10.4インチ | 1024×768 | Intel GM965 | - | チップセット内蔵 | - | 約0.94キロ |
CF-R7DW6NJR | 10.4インチ | 1024×768 | Intel GM965 | - | チップセット内蔵 | ○ | 約0.94キロ |
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Let's note | Core 2 Duo | CPU | 松下電器産業(パナソニック) | Windows Vista | Santa Rosa | Windows XP
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