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地デジ解禁も「北京のせいで深夜アニメやらないし」の声古田雄介のアキバPickUp!(3/4 ページ)

アキバでPC向け地デジチューナーの販売が始まった。ヒットを期待されているが、いまのところ様子見のユーザーが多く、“北京オリンピック特需”の影響もほとんどないようだ。

ASUSTeK「Striker II」2モデルが登場

右端が「Striker II Extreme」。中央と左端はすでに出回っている「Striker II Formula」と「MAXIMUS EXTREME」

 5月15日、ASUSTeKからゲーマー向けの高性能マザーボード「Striker II」シリーズ2モデルが登場した。「Striker II Extreme」は、nForce 790i Ultra SLIチップセットを搭載し、価格は5万5000円前後。nForce 790i SLIチップセットを搭載する「Striker II NSE」は、4万円台後半だ。在庫はそれぞれ少数となっている。

 Striker II ExtremeとStriker II NSEは、3GPUで構成する「3-way SLI」に対応し、チップセットの上には水冷用の水枕を搭載しているのが特徴だ。高品質なサウンドカード「SupremeFX II」を付属するほか、RAID 0/1/0+1/5/JBOD対応のSerial ATAポートやIEEE1394端子などを基板に実装している。また、オーバークロック機能により、Striker II ExtremeはDDR3 2000、Striker II NSEはDDR3 1600にまで対応する。

 注目度が高いアイテムで、入荷した各ショップでは大きなPOPを付けて目立つ場所に並べていた。売れ行きはそこそこながら、「購入するのは、ハイエンドゲーマーやオーバークロッカーだけですから。こういう人はグラフィックスカードやCPUはそのままに、マザーボードだけ替える場合が多いです。このため、Striker II単体で買っていきますね」(フェイス パーツ館)という。

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 また、豪華な構成に不満をもらす店員さんもいた。「世界規模だと水冷システムはわりと普及しているらしいですが、日本ではバリバリのゲーマーも空冷を使っている人が多い。チップセットクーラーは普通でいいので、もう少し安くしてくれたほうがうれしいのですが」と語っていた。

 ただし、PCパーツショップCUSTOMは「水冷システムの需要は減りも増えもしていない。もともとオーバークロッカーを中心にしたニッチな世界ですから、今後も一定の需要はあるでしょう」と語っており、Striker IIとユーザーが正しく重なっていると言えなくもない。

 それでも、“ジャパニーズ・スタンダード”から外れたパーツを持て余す場合があるのも確かだ。TSUKUMO eX.は、2月に登場した盗難防止機能付きのマザーボード「G-SURF365」を、通常売価の半値近くで販売していた。「特価にしたのは、早く店頭からなくしたいから。変わり種の製品だったのですが、日本でランパーティする人はほとんどいないみたいです」(同ショップ)という。

ASUSTeK「Striker II Extreme」(写真=左)。ASUSTeK「Striker II NSE」(写真=中央)。TSUKUMO eX.では、ASUSTeK「G-SURF365」が通常売価1万5780円から、7980円に下げられていた。在庫は少数とのこと(写真=右)

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