中はPuma、外はBlackな新生リビングPC――「FMV-TEO」:2008年PC夏モデル(2/2 ページ)
富士通はリビングPC「FMV-TEO」を一新。AMDの新プラットフォームを採用し、BDドライブとダブルチューナー搭載の構成で実売価格は20万円前後まで下がった。
最新ニュースやおすすめ番組をまとめて確認できる新機能を搭載
TV録画ソフトは従来と同じ「DigitalTVbox」を採用し、ダブルチューナーを生かした2番組同時録画が行える。過去の録画予約履歴からユーザーの好みに合うと予想されるTV番組を自動的に録画する「おすすめ自動録画」や、番組表からTV局のホームページにすぐアクセスできる「テレビ局サイトリンク」、Windowsサイドバーのガジェット上で好みに合った番組を自動で通知する「おすすめ番組ガジェット」などの機能も持つ。ダビング10についても運用開始後に対応する予定だ。
ソフトウェア面では、リモコンのボタン1つで起動できる「おすすめコンテンツメニュー」を追加。同メニューでは、「@niftyから配信されるニュースの見出し」「過去の録画予約履歴からユーザーの好みに合うと予想されるTV番組」「おすすめ自動録画機能で録画したTV番組」の3つのコンテンツが1画面内にリスト表示され、最新のニュースやTV番組をまとめてチェックできる。
また、本体に装着したメモリカードスロットからワンクリックで写真データをPCに保存しながら写真を表示できる「マイフォト」や、音声解析で写真の表示切り替えと音楽の展開を合わせながらスライドショーやミュージックビデオが作成できる「muveeNow」、AVCHDビデオカメラで撮影したHD映像を取り込んでBD-R/REメディアにBDMV形式で、DVD-R/RW/RAMメディアにAVCHD形式で書き出せる「Ulead DVD MovieWriter 5 for FUJITSU」、Blu-ray Discに記録した動画を簡易編集できる「BD-MovieAlbum」といったソフトウェアも備えている。
なお、同社直販の「WEB MART」に用意されたカスタムメイドモデルでは、最大4Gバイトのメインメモリ、最大1TバイトのHDD、19インチワイドスーパーシャインビューVX液晶ディスプレイ、Office Personal 2007が選択できるほか、無線LAN機能を省くこともできる。
FMV-TEOの概要(その1) | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
シリーズ名 | モデル名 | タイプ | 従来比較 | CPU | メモリ | HDD | OS | 実売 |
FMV-TEO | TEO/A90D | セパレート型 | フルモデルチェンジ | Turion X2 RM-70(2.0GHz) | 2048MB | 750GB | Home Premium(SP1) | 20万円前後 |
TEO/A70D | セパレート型 | フルモデルチェンジ | Turion X2 RM-70(2.0GHz) | 2048MB | 500GB | Home Premium(SP1) | 15万円前後 | |
FMV-TEOの概要(その2) | ||||||||
シリーズ名 | モデル名 | 液晶 | 解像度 | チップセット | 光学ドライブ | GPU | TV機能 | 重量 |
FMV-TEO | TEO/A90D | - | - | AMD M780G | BD-R/RE対応Blu-ray Disc | チップセット内蔵 | 3波デジタル×2 | 約6.6キロ |
TEO/A70D | - | - | AMD M780G | 2層対応DVDスーパーマルチ | チップセット内蔵 | 3波デジタル×2 | 約6.6キロ |
関連記事
富士通、デザイン重視のラインアップを充実させた2008年夏モデルを発表
富士通は、4月22日に2008年夏モデルとしてデスクトップPC4シリーズ、ノートPC4シリーズを発表、デスクトップPCでは新たに「F」シリーズが登場した。3波デジタルチューナーを2基搭載し裏番組録画に対応したリビングPC――「FMV-TEO」
HDMI経由でTVに接続して利用するリビングPCが富士通の「FMV-TEO」だ。春モデルでは3波デジタルチューナーを2基内蔵したのが特徴だ。Pumaのごとくスタートダッシュを狙うAMD――「Turion X2 Ultra」発表
AMDは、Centrino 2の延期を尻目にノートPC向け新プラットフォーム“Puma”の出荷を開始。発表会では、東芝製ノートPCや外付けGPUも公開されたデジタル放送をBlu-ray Discへムーブ可能なリビングPC――「FMV-TEO」
富士通の「TMV-TEO」は、TVとHDMIで接続して利用するリビングPC。今秋はBlu-ray Discドライブを上位モデルに採用し、ボディカラーを一新した。デジタル放送をBlu-ray Discへムーブ可能なリビングPC――「FMV-TEO」
富士通の「FMV-TEO」は、TVとHDMIで接続して利用するリビングPC。今秋はBlu-ray Discドライブを上位モデルに採用し、ボディカラーを一新した。おすすめ番組機能に対応したHDMI搭載リビングPC――FMV-TEO
2007年春モデルでデビューしたFMV-TEOは、おすすめ番組機能を搭載し、HDMIケーブルを標準添付するなど、マイナーチェンジにとどまっている。富士通のリビング本格進出なるか?――HDMI搭載PC「FMV-TEO」の実力を探る
「FMV-TEO」はTVとのHDMI接続を想定したリビングPC。“TEO”というサブブランドを冠しており、今後PCが進むべき1つの道を示す製品として力が入っている。リビングのTVにHDMIでつながる新コンセプトPC――FMV-TEO
富士通は、TVにHDMI接続して利用するデスクトップPCのFMV-TEOを発表。OSはVista Home Premiumを採用している。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.