なんだかんだで主役になるASUSTeK――“P45の本命”「P5Q」シリーズが登場:古田雄介のアキバPickUp!(4/4 ページ)
P45マザーが6月初旬から出回りだしたが、イマイチ盛り上がっていない。そこにASUSTeK製品が登場し、注目度が数ランクアップした。
「ビジネスにも使えることを知ってほしいな」――A5ワイドのBamboo Comicデビュー
複数のショップにワコムのペンタブレット「Bamboo Comic CTE-650/W1」が入荷している。価格は1万4000円前後で、在庫は潤沢だ。CTE-650/W1は、入力エリアがA5ワイドサイズのペンタブレットで、イラスト作成用のソフトを付属する。PCとはUSBで接続し、バスパワーで動作する。
入荷したショップでは、そこそこ好調に売れている様子。ただし、「イラスト作成する人だけが購入するので、数は期待できません。もともとペンタブレットはニッチな需要に支えられているので、細く長く売れるのが理想ですね」(フェイス パーツ館)と、ヒットを期待する声はなかった。
ただし、長年ペンタブレットを使いこなしているというT-ZONE.PC DIY SHOPの店員さんは「Windows VistaでOffice 2007をインストールしているなら、ペンタブレットに標準対応したペンツールが使えます。ビジネス書類でも手書きの文章をアクセントに使えば、資料に勢いがつきますし、なかなかの仕上がりになりますよ」と、新たなシーンでの活用を提案していた。
ちなみに、T-ZONE.PC DIY SHOPで人気があるペンタブレットは、エントリー層向けのA6ワイド型「Bamboo Comic CTE-450/W1」(8980円)だ。「1万円以下で購入できる手軽さと、コンパクトさが人気です」という。また、ハイエンド層には、A5サイズの「Intuos3 PTZ-630」(2万7800円)が定番の人気を誇っている。「筆圧だけでなく、ペンの角度も反映した線が引けますからね。本格的なイラスト作成に最適です」とのことだ(関連記事:「Bamboo Fun」で、初めての“バーチャルお絵かき” )。
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