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連休のアキバで物欲を満たせ!――大型特価キャンペーン発生中古田雄介のアキバPickUp!(1/4 ページ)

ゴールデンウィーク中の秋葉原は、自作ビギナーも上級者も満足できる特価キャンペーンが各ショップで行われている。観光ついでに“お得なアキバ”をしゃぶりつくそう。

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USER'S SIDEのDNAはフェイスPC館に受け継がれていた!?

広末ビルの1階に貼られたフェイス PC館オープンの告知ポスター

 4月15日に閉店したUSER'S SIDE秋葉原本店の跡地に入店したのは、即納PCなどを扱うフェイス PC館だ。5月1日からプレオープンしており、2日の取材時にも新店舗の販売コンセプトや売り場の様子が確認できる状態になっていた。グランドオープンする3日以降は大々的なキャンペーンを行う予定。

 例えば、3〜4日にフェイス3店舗で買い物をすると、サイコロの目でプレゼントが当たる「スーパーダイスチャレンジ」に参加できる。景品はフェイスのオリジナルPCや22インチワイド液晶など、超豪華だ。

 フェイス PC館は、2007年10月に同系列のジャンクショップ「じゃんじゃん亭」をリニューアルする形でオープンした。即納PCを扱う専門店として営業していたが、末広ビルに移転後は、ワークステーションやコアゲーマー向けパーツ、オーバークロック関連商品に海外モノアイテムなどもあわせて販売するスタイルをとる。

 同ショップは「下のフロアのフェイス パーツ館では、比較的スタンダードなPCパーツを中心に扱います。PC館は即納PCとマニア向け。互いのカラーをはっきり分けて展開していこうと思います」と語っていた。

 ただ、店内のレイアウトや新たに扱う商品のジャンルを見る限り、USER'S SIDE秋葉原本店とかなり似通ったコンセプトに見える。実際、フェイス PC館はそれを狙っていた。「USER'S SIDEのお客さんも取り込みたいという気持ちを持っています。マザーボードディスプレイコーナーやレジの配置などはそのまま残していますし、扱っている商品も共通のものが結構あると思いますよ」(フェイス PC館)。

 USER'S SIDE秋葉原本店の閉店が決まったとき、フェイス パーツ館の店員さんは「今のアキバは“深く狭く”じゃ生き残れません。理想は“深く広く”ですが、現実的には多くのショップが“浅く広く”展開していくことになるでしょう」と語っていた。その口調から“浅く広く”の方針を採ると思われたが、フェイス系列店全体としては、あくまで“深く広く”の理想を追い求めていくようだ。

フェイス PC館。入り口付近に即納PCを陳列し、奥に洋モノのゲームアイテムやワークステーション向けマザーを並べる構成は、USER'S SIDE秋葉原本店そのものだった(写真=左/中央)。USER'S SIDEの店員さんが直接海外から取り寄せて注目を集めた、触感を楽しめる特殊な入力デバイス「Falcon」(3万2970円)の姿も見られた(写真=右)

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