15.4インチワイドのスタンダード地デジモデル――「Qosmio F50」
地デジノートPC「Qosmio」の下位モデルとして「F50/88G」が登場した。インテルの“次世代プラットフォーム”を採用し、新開発の「SpursEngine」を搭載。
東芝は6月24日、15.4インチワイド液晶搭載ノートPC「Qosmio F50/88G」を発表した。実売予想価格は25万円台半ばで、7月下旬から発売される見込み。
Qosmio F50/88Gは、18.4インチワイド液晶を備えた「Qosmio G50」シリーズの下位に位置づけられる製品。液晶ディスプレイのサイズは15.4インチ(1280×800ドット表示)と一回り小さいが、新開発の「SpursEngine」や地上デジタルチューナーを2基搭載するなど、TV機能に関してはほぼ同等となっている(地デジ用の室内アンテナやリモコンもG50同様に新しいものが採用されている)。
CPUとチップセットの詳細は現時点では明らかにされていないが、そのほかのスペックを見ると、メモリ容量が2Gバイト、HDD容量が250Gバイト、グラフィックスとしてGeForce 9600M GT、光学ドライブにDVDスーパーマルチを搭載、無線LAN機能にIEEE802.11b/g/n準拠のモジュールを内蔵と、G50シリーズの下位モデルである「G50/97G」と共通点が多い。大きく違うのは、Webカメラと指紋センサは省かれている点だ。
そのほかのインタフェースは、SD/SDHC/xD/MMC/MS Pro対応のメディアスロットと、ExpressCardスロット、USB 2.0×3、IEEE1394(4ピン)×1、SATA/USB 2.0×1、光デジタル音声出力/ヘッドフォン出力/ライン出力×1、マイク入力/ライン入力×1、アナログRGB×1、HDMI出力×1、ギガビットLAN×1、アンテナ入力×1。
本体サイズは369(幅)×278(奥行き)×47(高さ)ミリ、重量は約3.4キロ。オフィススイートとして、Microsoft Office Personal 2007 with Microsoft Office PowerPoint 2007をプリインストールしている。OSはWindows Home Premium(SP1)。
Qosmio F50の概要(その1) | ||||||||
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シリーズ名 | モデル名 | タイプ | 従来比較 | CPU | メモリ | HDD | OS | 実売 |
Qosmio F50 | F50/88G | 2スピンドル | フルモデルチェンジ | 次世代Intel Core 2 Duo | 2GB(1GB×2) | 250GB | Windows Vista Home Premium(SP1) | 25万円台半ば |
Qosmio F50の概要(その2) | ||||||||
シリーズ名 | モデル名 | 液晶 | 解像度 | チップセット | 光学ドライブ | GPU | TV機能 | 重量 |
Qosmio F50 | F50/88G | 15.4インチワイド | 1280×800ドット | 次世代Intelチップセット | DVDスーパーマルチ | GeForce 9600M GT | 地デジ×2 | 3.4キロ |
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