三菱、新ECOモード搭載のビジネス向け22インチワイド液晶など3モデル
三菱電機は、省エネモードと低消費電力パネル搭載の19/20.1/22インチワイド液晶ディスプレイを発表。従来機種から消費電力の約半減を実現した。
三菱電機は7月15日、省エネモード「ECO Professional」搭載の19インチワイド/20.1インチワイド/22インチワイド液晶ディスプレイ計3モデル「RDT191WLM」「RDT201WLM」「RDT221WLM」を発表、本日より順次出荷する。それぞれホワイトモデルのほかブラックモデル(型番末尾に(BK)が付加)をラインアップ、価格はいずれもオープン。
RDT191WLM、RDT201WLMおよびRDT221WLMは、いずれも新型の省エネモード「ECO Professional」と低消費電力パネルを組み合わせたオフィス向けの液晶ディスプレイだ。画面全体の平均輝度が75%以上の状態で、ECO設定「OFF」と「大」を比較した場合、後者の設定では最大約10ワットの消費電力を低減した。また、低消費電力液晶パネルにより、RDT221WLMの消費電力は、従来機RDT222WMから17ワット減(約35%減)の31ワットに抑えている。そして、ECO設定「大」と低消費電力液晶パネルの効果と合わせることで、最大27ワットの消費電力を低減した(RDT222WMの消費電力に対して約56%低減)。
表示解像度は、RDT191WLMが1440×900ドット、RDT201WLM/RDT221WLMが1680×1050ドットをサポートしている。応答速度は5ms、輝度は250カンデラ/平方メートル、コントラスト比は1000:1(RDT201WLMは900:1)、視野角は上下160度/左右170度(RDT201WLMは上下160度/左右160度)。インタフェースはいずれもDVI-D(HDCP対応)×1、アナログD-Sub×1の2系統を備えた。
スタンドのネック部は、高さ約30ミリのブロックを積み上げるブロック化構造を採用。RDT221WLMで3つ、RDT191WLMとRDT201WLMでは1つのブロックを積み上げることで、30ミリごとの高さ調整が可能だ。スタンドのベースは前後に分割できる構造で、後部を取り外して壁面に寄せた設置もできる。
※記事初出時、消費電力の低減効果と一部スペックに関する記述に誤りがありました。おわびして訂正させていただきます。
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