SSDも選べる直販専用のビジネス向けノート――「VAIO type BZ」:2008年PC秋冬モデル
ソニーが直販専用モデルとして展開する15.4型ワイドノート「VAIO type BZ」のCTOメニューにSSDが追加された。
2008年の“真夏モデル”として登場した「VAIO type BZ」は、15.4型ワイド液晶を搭載するVAIOオーナーメード専用モデルだ。Intel PM45 Expressチップセットベースのプラットフォームは従来同様だが、秋冬モデルではCPUの選択肢として、Core 2 Duo T9600(2.8GHz)/同T9500(2.53GHz)/同P8600(2.4GHz)/同P8400(2.26GHz)に加え、Celeron 575(2.0GHz)を用意している。
また、ストレージの選択肢に320Gバイト(7200rpm)/320Gバイト(5400rpm)/250Gバイト(7200rpm)の高速・高容量HDDが追加されたほか、128Gバイト/64GバイトのSSDがラインアップされたのも目を引く。そのほかの基本スペックは前モデルと共通で、解像度の異なる2種類の液晶ディスプレイ(1440×900ドット/1280×800ドット)、1G~4Gバイトのメモリ、DVDスーパーマルチ、IEEE802.11a/b/g/n(ドラフト)準拠の無線LANとなっている。
マグネシウム合金を採用したボディや、不意の水こぼしが起きた際に基板へ浸水する時間を遅らせるウォーターレジスト構造も従来モデルを踏襲しており、ビジネス向けノートPCとしての高い堅牢性を備える。本体サイズは、362.4(幅)×266.8(奥行き)×29.8~37.7(高さ)ミリ。なお、OSのCTOでは、Windows Vista Business(SP1)に加えてWindows Vista Home Basic(SP1)が加わったほか、法人向けのサービスとしてWindows XPのダウングレードディスクやXP代行インストールなどのメニューも用意されている。
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