今度のRollyはケータイで“踊る”
サウンドエンターテインメントプレーヤー“Rolly”の新製品「SEP-50BT」が発売。基本機能はそのままに、携帯/PCからのリモートコントロールが可能になった。
ソニーは10月28日、サウンドエンターテインメントプレーヤー“Rolly”の新製品「SEP-50BT」を11月下旬より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は4万円前後。ソニースタイル限定のブラックカラーも用意され、こちらの販売価格は3万9800円。
内蔵メモリ(2Gバイト)に記録した音楽を再生するほか、音楽に合わせて“踊る”機能も既存モデルを踏襲するが、新たにBluetoothのSPPプロファイルをサポートすることでPCおよび携帯電話からのリモートコントロールが可能となった。
PCおよび携帯からの操作には専用ソフト「Rollyリモート」を使用し、前後左右への動きや曲の再生/停止、あらかじめ設定したモーションパターンの実行などが行える。Bluetoothを利用するためPC/携帯電話にBluetooth機能が必要で、携帯版ソフトについては、KDDI秋冬モデルのBluetooth搭載製品から順次対応する。
そのほかにも、PC/携帯電話からRolly本体に保存されている楽曲の確認や再生が行えるほか、モーション実行中にも音量調整が行えるなどの改良が加えられている。複数台での同時モーション再生も行えるようになったが、複数台セッションが行えるのはSEP-50BTのみで、既存モデルを交えた環境では行えない。
モーションについては、添付されるソフトウェアを利用して作製できるほか、Webサイト「“Rolly”モーションパーク」から入手も可能。本体サイズは104(幅)×65(高さ)×65(奥行き)ミリ、約300グラム(バッテリー含む)で、付属バッテリーにて、音楽再生時には約5時間の動作が行える。Bluetoothによる通信とモーション再生を同時に行った際の連続駆動時間は約3時間30分。再生可能なファイル形式はMP3/ATRAC/AAC/リニアPCMだが、著作権保護されたAACファイルは再生できない。
カラーはソニースタイル限定のブラックならびに、ホワイトとピンクの3色。ホワイトとピンクは「VAIO type C」の「ピュアホワイト」「ラグジュアリーピンク」とマッチする色彩になっており、VAIOとのコーディネートが楽しめる。また、添付ソフト「Motion Editor 1.1」をインストールすれば、Rolly本体のサイドランプとVAIO type CのイルミネーションLEDの発光色を連動させることもできる。
なお、11月21日より、首都圏を中心に美容室やカフェなど約50店舗でRollyを体験できるスポットが設置される予定となっている。
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