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“新生活”準備期間に売れるPCパーツって?古田雄介のアキバPickUp!(4/4 ページ)

新生活準備期間とあまり関係なさそうなPCパーツ業界でも、2~3月に売り上げを伸ばすアイテムは存在する。新生活オススメパーツとともに、旧正月直前ラッシュで入荷した新製品を取材した。

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サムスンの1.5TバイトHDDに、XFX製のRADEON HDカードなどニューフェイスが目白押し!

 1月末から旧正月シーズンに入るため、その直前に多数の新製品が入荷した。このなかでも注目度の高いパーツを3製品紹介したい。

サムスン「HD103SI」(左)と「HD154UI」(右)

 まずは、サムスンのSerial ATA HDD「HD154UI」と「HD103SI」だ。ともに500Gバイトプラッタを採用した3.5インチモデルで、HD154UIは1.5Tバイト、HD103SIは1Tバイトとなる。価格はHD154UIが1万2000円前後、HD103SIは8000円前後だ。

 入荷したTSUKUMO eX.は「フラッシュメモリやSSDでは知名度の高いサムスンですが、HDDということもあって割と静かに入荷しましたね。とはいえ、現行最大容量の1.5Tバイトモデルは選択肢が少ない状況なので、これから徐々に売れていくと思います」と語る。なお、2TバイトHDDの登場時期については、複数のショップが「早くて2月中旬」と話している。

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 グラフィックスカードでは、XFX製の「HD-487A-ZDDC」がユーザーの関心を集めていた。同社としては初のRADEON系カードで、オーバークロック仕様のRADEON HD 4870を採用している。メモリはGDDR5を1Gバイト搭載、2段占有の大型クーラーを備える。ツートップ秋葉原本店は「これまで(XFXは)世界的にGeForceのみのメーカーと思われましたが、RADEONの好調ぶりもあってか、記念すべきモデルが出ましたね。RADEONユーザーもオーバークロックモデルを頻繁に出すXFXに注目している人は少なくないのでヒットすると思いますよ」。

 最後はSSD。PhotoFastから、日立製1.8インチHDDと互換性がある32Gバイトの「PF18Z32GSSDIDE」が登場した。価格は2万円弱で、在庫は少数だ。入荷したT-ZONE.PC DIY SHOPは「ノートPCなどへの乗せ替えを想定したモデルだと思いますね。リード最大80MB/sと、そこそこ速いので、乗せ替えればパフォーマンスアップが体感できると思います。なお、64Gバイトモデルもまもなく入荷する予定です」と語る。また、複数のショップでは同様のスペックで東芝型の1.8インチHDDと互換性を持つ「PF18Z32GSSDZIF」も入荷している。価格は同じく2万円前後だ。

XFX「HD-487A-ZDDC」(写真=左)。PhotoFast「PF18Z32GSSDIDE」(写真=右)
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