Socket AM3対応マザーが各社より一斉に発表
AMD製最新プラットフォームとなる“Socket AM3”対応マザーボードが各社より発表となった。
AMD製最新プラットフォームとなる“Socket AM3”対応マザーボードが各社より一斉に発表された。
エムエスアイコンピュータージャパンは、ATXマザーボード「790FX-GD70」を発表した。チップセットとしてAMD 790FX+SB750を採用しており、Socket AM3に対応。メモリスロットはDDR3対応スロットを4本装備、最大16Gバイトを搭載可能だ。拡張スロットはPCI Express 2.0 x16×4、PCI Express x1×1、PCI×2を利用可能で、CrossFireXにも対応する。
オーバークロック向け機能として、ベースクロックをマザーボード上のダイヤルで設定できる「OC Dial」を装備。また、動作チェック時に便利な「Power」「Reset」「Clear CMOS」などの各スイッチもボード上に搭載している。3月発売予定で、予想実売価格は現時点では未定。
リンクスインターナショナルは、GIGABYTE製のSocket AM3対応ATXマザーボード2製品「GA-MA790FXT-UD5P」「GA-MA790XT-UD4P」の取り扱いを発表。ともに同社品質規格「Ultra Durable3」に対応、チップセットはそれぞれAMD 790FX+SB750/AMD 790X+SB750を採用した。
メモリスロットはDDR3スロット4本を装備。拡張スロットは、PCI Express 2.0 x16×2、PCI Express x1×3、PCI×2を搭載、CrossFireXに対応する。GA-MA790FXT-UD5Pはオンボードスイッチ(電源/リセット/CMOSクリア)も備えている。発売日はともに2月11日。予想実売価格はGA-MA790FXT-UD5Pが2万900円前後、GA-MA790XT-UD4Pが1万6900円前後だ。
ASUSTeKは、ATXマザーボード2製品「M4A79T Deluxe」「M4A78T-E」を発表。搭載チップセットは、M4A79T DeluxeがAMD 790FX+AMD SB750、M4A78T-EがAMD 790GX+AMD SB750で、M4A78T-Eは標準でオンボードグラフィックス機能“Radeon HD 3300”も利用可能となっている(サイドポートメモリはDDR3 128Mバイトを内蔵)。
2モデルともメモリスロットはDDR3スロット4本を装備。拡張スロットは、M4A79T DeluxeがPCI Express 2.0 x16×4、PCI×2。M4A78T-EはPCI Express 2.0 x16×2、PCI Express x1×2、PCI ×2を装備。ともにCrossFireXをサポートする。また、独自機能として電源ボタンでPCのパフォーマンス切り替えを行える「Turbo Key」機能を搭載。Windows上からオーバークロックを行えるユーティリティ「TurboV」も付属する。出荷予定時期はともに2月中旬。予想実売価格はM4A79T Deluxeが2万4000円前後、M4A78T-Eが1万9000円前後だ。
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