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FirePro 3Dシリーズ、最新ドライバでPhotoshop CS4の10ビット表示が可能にナナオとHPの一部ディスプレイに対応

エーキューブは「ATI FirePro 3D」シリーズに最新グラフィックスドライバを適用することにより、Photoshop CS4上で10ビット表示が可能になると発表した。

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「FirePro V3750」

 エーキューブは、「ATI FirePro 3D」シリーズの最新グラフィックスドライバ「ver8.663.3」と10ビット入力対応のDisplayPort搭載液晶ディスプレイを組み合わせることにより、Adobe Photoshop CS4上でRGB各色10ビット表示(約10億7374色)が可能になると発表した。

 この10ビット表示が可能なハードウェア/ソフトウェア環境は、グラフィックスカードが「FirePro V3750」「同 V5700」「同 V7750」「同 V8700」「同 V8750」、OSがWindows XP(Windows Vista/7の対応は未定)、液晶ディスプレイがナナオの「FlexScan SX2462W」と「ColorEdge CG243W」、日本ヒューレット・パッカードの「HP DreamColor LP2480zx」とされている。

 FireProシリーズ搭載PCとこれらの液晶ディスプレイをDisplayPortで接続し、グラフィックスドライバをAMDのサイトからダウンロード/更新した後、ユーティリティソフト「Catalyst Control Center」で10ビット表示の設定をオンにして再起動すると、Photoshop CS4上で10ビット表示が可能になる。この状態で、10ビット以上の色情報がある画像データをPhotoshop CS4に読み込むと、ディスプレイ上に画像が10ビットで表示される。

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 ちなみに、Photoshop CS4では16ビットや32ビットの画像データをサポートしているが、通常のグラフィックスカードやディスプレイ環境では最終的な画面出力がRGB各色8ビット表示(約1677万色)までとなる。

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