レビュー

第2世代Core i7とGeForce GTX 580で「G-Tune」をぶん回す“Sandy Bridge”でG-Tuneが加速(2/2 ページ)

年明けのCESで第2世代Core iシリーズがお披露目された。この新型CPUを搭載したゲーミングPC「G-Tune」ブランドの製品を試す幸運に恵まれたので、早速その詳細をお伝えしよう。

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「さらにできるようになったCPU」を各種ベンチマークで検証

Windows 7のエクスペリエンスインデックスではハイエンドGPUを搭載するだけあってグラフィックスの7.9が最高となった。また、メモリーとCPUも7.6とハイスペックな仕様を反映したスコアだ

 最新CPUとはいっても、どれほどの実力を秘めているかはベンチマークプログラムを回してみなければ分からない。そこでいつものように各種ベンチマークテストを実行し、そのパフォーマンスを検証した。

 まずはWindows 7のエクスペリエンスインデックスから見て行こう。最高スコアはWindows Aeroおよび3Dゲーム用グラフィックスの7.9でメモリとプロセッサが7.6、ハードディスクが5.9となっている。性能差の出やすいHDD部分以外はハイスペックにふさわしい性能だ。

 次はおなじみのベンチマークテストだ。計測したのはPCMark05、PCMark Vantage、3DMark 06、3DMark Vantageといった定番のベンチマークに加えて、今回はDirectX 11に対応した3DMark 11を追加している。

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 3DMark 11に関しては参考として3種類の設定「Entry」「Performance(標準)」「Extreme」で計測した。また、3Dゲーム系ベンチマークはFINAL FANTASY XIV Official Benchmark、FINAL FANTASY XI Official Benchmark 3、THE LAST REMNANT、DirectX11で起動したUnigine EngineのHeaven Benchmark v2.0といったベンチマークを行った。

PCMark05(画面=左)とPCMark06(画面=右)の結果
3Dmark06(画面=左)、3DMarkVantage(画面=中央)、3DMark11の結果(画面=右)
FINAL FANTASY XIV Official Benchmark(画面=左)とFINAL FANTASY XI Official Benchmark 3(画面=右)の結果
THE LAST REMNANT(画面=左)とHeaven Benchmark v2.0(画面=右)の結果

 ベンチマークの結果はグラフの通りだ。見事にハイエンドマシンにふさわしいスコアが並んでいる。通常の利用はもとより、古いゲームから今後登場してくるであろう最新のDirectX 11対応の3Dゲームまでプレイできるだけの性能を持っていると断言できる。

 ほぼ同じレベルのパフォーマンスを持つマシンが昨年の段階では25万円前後したことを考えれば、最新CPUとハイエンドGPUを組み合わせて13万4820円で入手できるNEXTGEAR i540GA1は非常にお買い得なモデルといえる。また、CPUとチップセットは同じ構成でグラフィックスカードを下位のモデルに変えれば、8万9880円からとさらに安くなる。

 この高いパフォーマンスを見れば、いますぐに買っても損はないと言い切ってかまわないだろう。今回のキャンペーンで同社と東プレとのコラボによって実現したゲーミングキーボード「Realforce108B-MP」も通常よりも格安の価格で購入できるようになっているので、予算に余裕があれば是非セットで買っておきたい。本体と同時に購入しておけば長くつきあえるマシンになるはずだ。

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最新CPU i7-2600 & GeForce GTX580搭載モデル。13万4820円(ゴールドモデル/税込/1月13日現在)。

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