ATOKも“Ctrl+c”も使えるキーボード付きAndroidポケットノート──「LifeTouch NOTE」の実力検証:これは“モバギ”の再来か(2/4 ページ)
単に「キーボードを付ける」だけではダメっ。NECのキーボード搭載Androidデバイス「LifeTouch NOTE」は、かつての“モバイルギア”のようにモバイル環境でガッツリ使える特徴を備えるのか、外観や機能とともに日本語入力環境の仕上がりをチェックする。
標準サイズのSDメモリーカードスロット、Mini USBなどを搭載──バッテリーで最大9時間動作
インタフェースは、PC接続用のMini USBポートに加え、標準サイズのSDメモリーカードスロットを備える。こちらは、同じLifeTouchブランドのNEC製Androidタブレットを採用するNECビッグローブ「Smartia」と似た印象だ。
SDメモリーカードスロットは常時抜き差しできる位置にある。Androidデバイスの場合、特にAndroid 2.2以降ではアプリの一部をSDメモリーカードに保存できるために扱いには少し注意が必要だが、普段はデジタルカメラで使うSDメモリーカードからの写真取り込み、あるいはファイルの記録なども可能だ。これらの点は、ノートPCにより近い使い方が想定される本機において、大きな魅力の1つになるはずだ。
バッテリーは着脱式で、カタログ値での動作時間は一般利用範囲の無線LAN通信+Web閲覧時で約9時間、ローカルでの動画再生で約8時間、無線LAN通信+YouTubeストリーミング動画再生時で約7時間と、1日の業務時間まるまる使えてしまうほど長時間動作する(今回の評価機は製品版でないため、実動作時間の検証は行えなかった。ご了承願いたい)。ACアダプタは一般的なミニノートPCのそれと変わらないサイズで、本体はDC19ボルト入力の仕様だ。電圧が高いので、残念ながらスマートフォン向けのポータブル外付けバッテリーなどはほぼ利用できない。この点はちょっと残念な部分だ。
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