“Z68”搭載マザーボード、各ベンダーから
インテルから登場したIntel Z68 Expressを搭載したマザーボードがベンダー各社から発表された。
GIGABYTE
日本ギガバイトは、Intel Z68 Express搭載マザーボード6モデルを発表した。5月11日から出荷を開始する。登場するモデルと実売予想価格は以下の通りだ。
製品名 | 実売予想価格 |
---|---|
GA-Z68X-UD7-B3 | 3万4000円前後 |
GA-Z68X-UD5-B3 | 2万6000円前後 |
GA-Z68X-UD4-B3 | 2万1000円前後 |
GA-Z68X-UD3H-B3 | 1万9000円前後 |
GA-Z68MX-UD2H-B3 | 1万6000円前後 |
GA-Z68MA-D2H-B3 | 1万4000円前後 |
最上位モデルのGA-Z68X-UD7-B3は、4基のPCI Express x16スロットを搭載して、3way SLI、または、4GPUによるCrossFireXの構築が可能だ。6基のSerial ATA 6Gbpsと4基のSerial ATA 3Gbpsに対応するほか、10基のUSB 3.0、8基のUSB 2.0を利用できる。基板レイヤーは8層で、電源回路は24フェーズ構成となる。また、有線LANは2系統のポートを備える。ただし、映像出力インタフェースは持たない。
GA-Z68X-UD5-B3は、2基のPCI Express x16スロットを搭載して、2way SLI、または、CrossFireXの構築が可能だ。4基のSerial ATA 6Gbpsと2基のSerial ATA 3Gbpsに対応するほか、8基のUSB 3.0、10基のUSB 2.0を利用できる。基板レイヤーは6層で、電源回路は20フェーズ構成となる。映像出力インタフェースは持たない。
GA-Z68X-UD4-B3も、2基のPCI Express x16スロットを搭載して、2way SLI、または、CrossFireXの構築が可能だ。6基のSerial ATA 6Gbpsと4基のSerial ATA 3Gbpsに対応するほか、4基のUSB 3.0、14基のUSB 2.0を利用できる。基板レイヤーは4層で、電源回路は16フェーズ構成となる。映像出力インタフェースは持たない。
GA-Z68X-UD3H-B3は、2基のPCI Express x16スロットを搭載して、2way SLI、または、CrossFireXの構築が可能。4基のSerial ATA 6Gbpsと4基のSerial ATA 3Gbpsに対応するほか、4基のUSB 3.0、14基のUSB 2.0を利用できる。また、映像出力インタフェースとしてHDMI、DVI、DisplayPort、アナログRGBを備える。
GA-Z68MX-UD2H-B3は、micro ATXフォームファクタに対応する。2基のPCI Express x16スロットを搭載して、2way SLI、または、CrossFireXの構築が可能。4基のSerial ATA 6Gbpsと4基のSerial ATA 3Gbpsに対応するほか、4基のUSB 3.0、14基のUSB 2.0を利用できる。また、映像出力インタフェースとしてHDMI、DVI、DisplayPort、アナログRGBを備える。
GA-Z68MA-D2H-B3は、micro ATXフォームファクタに対応する。2基のPCI Express x16スロットを搭載して、2way SLI、または、CrossFireXの構築が可能。ただし、PCIスロットは持たない。2基のSerial ATA 6Gbpsと4基のSerial ATA 3Gbpsに対応するほか、2基のUSB 3.0、12基のUSB 2.0を利用できる。映像出力インタフェースは、HDMI、DVI、アナログRGBを備える。
マザーボードの発売に合わせて、CFD販売は「全てを手に入れろ!GIGABYTE Z68マザーボード バンドルキャンペーン!!」を実施する。期間は5月11日から6月12日で、期間中に“正規GIGABYTE製品取扱店舗”でIntel Z68 Express搭載の対象製品と、対応するCPU、SSDをセットで購入した場合、キャンペーン期間限定の特別割引を行う。詳しくは、こちらのWebページを参照のこと。
ASRock
マスタードシードは、ASRockの「Z68 Extreme4」「Z68 Pro3」「Z68 Pro3-M」の取り扱いを開始する。出荷開始は5月11日から。実売予想価格はZ68 Extreme4が2万980円前後、Z68 Pro3が1万4480円前後、Z68 Pro3-Mが1万3980円前後となる。
Z68 Extreme4は、3基のPCI Express x16スロットを搭載して、2way SLI、または、CrossFireXの構築が可能(残り1基は4レーン動作のみ)。4基のSerial ATA 6Gbpsと4基のSerial ATA 3Gbpsに対応するほか、4基のUSB 3.0、10基のUSB 2.0を利用できる。また、映像出力インタフェースとしてHDMI、DVI、DisplayPort、アナログRGBを備える。電源回路は8フェーズ構成。
Z68 Pro3は、PCI Express x16スロットが1基のみでマルチGPUの構築はできない。2基のSerial ATA 6Gbpsと4基のSerial ATA 3Gbpsに対応するほか、2基のUSB 3.0、8基のUSB 2.0を利用できる。映像出力インタフェースとしてHDMI、DVI、アナログRGBを備える。
Z68 Pro3-Mは、micro ATXフォームファクタに対応する。2基のSerial ATA 6Gbpsと3基のSerial ATA 3Gbpsに対応するほか、2基のUSB 3.0、10基のUSB 2.0を利用できる。映像出力インタフェースとしてHDMI、DVI、DisplayPort、アナログRGBを備える。
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